メニュー

バイアグラとレビトラを比較|違い・効き始め・食事の影響と選び方

著者:院長 福地裕三(日本泌尿器科学会ガイドライン準拠)

バイアグラとレビトラ系(バルデナフィル)は、どちらもED治療薬としてよく使われるお薬です。

大きな違いは、効き始めの早さ食事の影響の受け方使い慣れやすさです。

先に結論(迷ったらここ)

  • まずは王道から試したい、実績重視で選びたい → バイアグラ
  • 効き始めの早さを重視したい、少し持続も欲しい → レビトラ系(バルデナフィル)
  • どちらも性的刺激が必要で、食事や体調の影響は受けます

結局どちらが自分に合うのかが分かるよう、違いと選び方を整理してご案内します。

比較表(バイアグラ vs レビトラ系)

項目 バイアグラ(シルデナフィル) レビトラ系(バルデナフィル)
効き始めの目安 服用後 約60分前後(目安) 空腹時は約30分〜(目安)
作用時間の目安 約4時間前後(個人差) 約4〜5時間前後(個人差)
食事の影響 脂っこい食事の直後は効きが弱い、遅れることあり 影響あり。特に高脂肪食では遅れやすく、基本は空腹寄りが無難
よくある副作用 ほてり、頭痛、鼻づまり、動悸 など ほてり、頭痛、鼻づまり、動悸 など
特に注意したい点 硝酸薬、リオシグアトなどは併用禁忌 硝酸薬、リオシグアトに加え、QT延長や一部の抗不整脈薬に注意
こんな方に向きやすい まず王道から試したい方、実績重視の方、使い方をシンプルに理解したい方 効き始めの早さを重視する方、バルデナフィルが合っていた方、少し持続も欲しい方

違い①:作用時間のイメージ

バイアグラは、一般に約4時間前後をひとつの目安として考えると分かりやすいお薬です。

一方で、レビトラ系(バルデナフィル)は4〜5時間前後が目安とされ、少し長く感じる方がいます。

ただし、どちらもその日の体調、食事、飲酒、緊張の程度で体感は変わります。

数字だけで決めるよりも、自分がいつ使いたいかどのくらい余裕を持って飲みたいかで選ぶほうが実際的です。

違い②:食事の影響

バイアグラもレビトラ系も、どちらも食事の影響を受けることがあります。

特に、脂っこい食事の直後は、効き始めが遅れたり、体感が弱くなったりしやすくなります。

  • バイアグラ:食事の影響を受けやすく、初回は空腹〜軽食のほうが失敗しにくいです
  • レビトラ系:比較的早く効く印象を持たれやすいですが、高脂肪食ではやはり影響があります

そのため、どちらを選ぶ場合も、最初は空腹寄りで試すのが無難です。

⚠ 失敗しにくいコツ

  • 脂っこい食事の直後は避ける(できれば空腹寄り)
  • 目安は性行為の約1時間前(レビトラは空腹時なら30分〜も)
  • 緊張、不安、疲労、睡眠不足でも効きが落ちることがある
  • 自己判断で増量しない(医師に相談)

違い③:どんな人に向いている?

バイアグラを選びやすい方

  • まずは王道のED治療薬から試したい
  • 使い方の基準が分かりやすい薬を希望している
  • 実績重視で選びたい

レビトラ系(バルデナフィル)を選びやすい方

  • 効き始めの早さを重視したい
  • 少し持続も欲しい
  • 以前にバルデナフィルが合っていた

「効きの強さ」だけで決めるのではなく、タイミング食事との相性持病や併用薬まで含めて選ぶのが安心です。

違い④:副作用の傾向(どちらも起こりうる)

どちらも血管を拡張させる作用があるため、ほてり、頭痛、鼻づまり、動悸などが起こることがあります。 多くは効果が切れるにつれて落ち着きますが、症状が強い場合は医師にご相談ください。

違い⑤:併用禁忌・注意が必要な方(最重要)

硝酸薬(ニトログリセリン等)リオシグアト(アデムパス)など、併用できない薬があります。 また、レビトラ(バルデナフィル)はQT延長に関連して、特定の抗不整脈薬を使用中の方などは服用できない場合があります。

  • 狭心症などで硝酸薬を使用中
  • 不整脈治療薬を使用中
  • 重い心臓病、最近の心筋梗塞や脳梗塞
  • 低血圧やコントロール不良の高血圧
  • 肝機能や腎機能の重い障害 など

ご不安な方は、お薬手帳や健診結果をご持参(オンラインの場合は内容共有)いただくとスムーズです。

レビトラは販売中止?いま選べるのは?

先発品のレビトラは製造中止表記がありますが、現在はバルデナフィル錠(レビトラジェネリック)のご案内が中心です。

そのため、このページで比較しているレビトラは、実際には現在主にバルデナフィル製剤を指すと考えていただくと分かりやすいです。

体質や持病、内服薬を確認し、適した薬剤・用量をご提案します。

当院での処方(対面とオンライン)

当院では、対面診療とオンライン診療のどちらでもご相談可能です。持病や内服薬を確認したうえで、薬の種類や用量、飲み方の調整をご提案します。

ED薬は性病の予防ではありません

ED治療薬は勃起をサポートする薬で、HIV、梅毒、クラミジア、淋病など性感染症(STI)を予防する効果はありません

併用禁忌・注意点(最重要)

共通して絶対に併用できないもの

  • 硝酸薬(ニトログリセリンなど)
  • リオシグアト(アデムパス)

レビトラ系(バルデナフィル)で特に注意が必要なもの

  • QT延長症候群のある方
  • 一部の抗不整脈薬を使用中の方

どちらでも事前相談が必要な方

  • 最近の心筋梗塞、脳梗塞がある方
  • 重い心臓病がある方
  • 低血圧やコントロール不良の高血圧がある方
  • 重い肝機能・腎機能障害がある方

ご不安な方は、お薬手帳や健診結果をご持参(オンラインの場合は内容共有)いただくとスムーズです。

詳しく見て選びたい方へ

どちらが合うか迷う場合は、持病、併用薬、食事の影響、使いたいタイミングも踏まえて診察でご提案できます。

よくあるご質問

Q. バイアグラとレビトラ系は、結局どちらが自分に合いやすいですか?

A. まず王道から試したい方、実績重視で選びたい方はバイアグラを選びやすく、効き始めの早さを重視したい方、少し持続も欲しい方はレビトラ系(バルデナフィル)を選びやすいです。どちらも食事や体調の影響を受けるため、最終的には使いたいタイミングや持病、併用薬も含めて選ぶのが安心です。

Q. バイアグラとレビトラ系は、どちらが効きやすいですか?

A. 体質、EDの原因、その日のコンディション、飲み方で変わるため、一概にどちらが強いとは言えません。しっかり効く実感を重視するならバイアグラ、効き始めの早さを重視するならレビトラ系(バルデナフィル)が候補になります。タイミング、食事、緊張、疲労を整えたうえで、合う薬を選ぶことが大切です。

Q. 食後でも使いやすいのは、バイアグラとレビトラ系のどちらですか?

A. どちらも食事の影響を受けることがあります。特に脂っこい食事の直後は、どちらも効きが弱くなったり、効き始めが遅れたりすることがあります。基本はどちらも空腹寄りでの服用がおすすめです。

Q. バイアグラやレビトラ系は、どれくらい前に飲めばいいですか?

A. バイアグラは性行為の約1時間前が目安です。レビトラ系は空腹時なら30分ほどで効き始めることもありますが、基本は余裕をもって調整するのが使いやすいです。

Q. レビトラは販売中止と聞きましたが、今は処方できますか?

A. 先発品のレビトラは製造中止表記がありますが、現在はレビトラジェネリック(成分名:バルデナフィル)の案内が中心です。持病や内服薬を確認したうえで、適した薬剤や用量を提案してもらうのが安心です。

Q. バイアグラやレビトラ系と併用してはいけない薬はありますか?

A. はい。硝酸薬や肺高血圧症治療薬のリオシグアトなどは併用禁忌です。レビトラ系(バルデナフィル)は、QT延長や一部の抗不整脈薬などにも注意が必要です。服用中のお薬がある場合は、必ず医師に相談してください。

Q. 心臓病や高血圧がある場合でも使えますか?

A. もともとの心血管疾患の内容や重症度によって異なります。最近の心筋梗塞や脳梗塞、重い心臓病、低血圧やコントロール不良の高血圧、重い肝機能・腎機能障害がある方では、使えない場合や慎重な判断が必要になることがあります。

Q. ED治療薬は性病(性感染症)の予防になりますか?

A. いいえ。ED治療薬は勃起をサポートする薬であり、性感染症の予防効果はありません。性感染症予防には、コンドーム、定期検査、ワクチン、必要に応じてPrEP/PEPやDoxy PEPなどを組み合わせることが大切です。

Q. バイアグラやレビトラ系で、勃起が4時間以上続いたらどうしたらいいですか?

A. 4時間以上続く勃起は、痛みの有無にかかわらず早めの受診が必要です。特に痛みを伴う場合は、速やかに医療機関へ相談してください。

注意事項

未承認医薬品等:本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※ 本ページで比較しているバイアグラ(シルデナフィル)およびレビトラ系(バルデナフィル)は、国内で承認されている処方薬です。処方の可否は、問診・既往歴・併用薬の確認のうえで判断します。
入手経路等:当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無:国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国における安全性等に係る情報:諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

(最新の知見に基づく最終更新日:2026年4月25日)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

ふくちチャットに質問