ファボワールとは|マーベロンのジェネリック(一相性)・効果と副作用、飲み方
著者:院長 福地裕三(日本産科婦人科学会ガイドライン準拠)
ファボワールは、マーベロン系のジェネリック(後発医薬品)として扱われる低用量ピルです。
一相性タイプのため、実薬部分は同じ配合で管理しやすいのが特徴です。
このような方に向いています
- マーベロン系が合っていた方
- 毎日同じ設計のピルをシンプルに続けたい方
- 避妊や周期コントロールのために低用量ピルを検討している方
診察で慎重に判断したい方
- 35歳以上で喫煙している方
- 前兆のある片頭痛がある方
- 血栓症の既往がある方
- 高血圧などで管理が必要な方
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方
ファボワールが自分に合うか知りたい、マーベロンから切り替えられるか相談したいという方は、診察で安全確認をしながらご案内しています。
もし「ファボワールとラベルフィーユで迷っている」場合は、比較ページで先に整理するとスムーズです。
ファボワール/ラベルフィーユの選び方(比較)
当院での費用
- ファボワール:1シート(28日分) 2,500円
※ 処方の可否は問診や安全確認のうえで判断します。オンライン診療(全国配送)にも対応しています。
ファボワールはどんな薬?マーベロンとの違いは?
ファボワールは、マーベロンと同じ有効成分を含む後発医薬品(ジェネリック)として扱われる低用量ピルです。
そのため、以前マーベロン系が合っていた方や、同じ設計のピルを続けたい方の選択肢になりやすいお薬です。
ファボワールは一相性タイプで、実薬部分は同じ配合です。シート管理が比較的シンプルで、毎日の内服を習慣化しやすい方がいます。
| 項目 | ファボワール |
|---|---|
| 位置づけ | マーベロン系ジェネリック |
| タイプ | 一相性 |
| 当院採用 | 28錠タイプ |
| 当院の料金 | 1シート(28日分)2,500円 |
ファボワールの効果(避妊の仕組み)
低用量ピルは、主に排卵を抑えることにより妊娠を防ぎます。加えて、 子宮内膜や頸管粘液の変化により、受精や着床が起こりにくい環境をつくることで避妊効果を発揮します。
※ 経口避妊薬は、HIVを含む性感染症の予防にはなりません。感染予防にはコンドーム等の併用が重要です。
ファボワールの飲み方(まずはここだけ)
当院では、28錠タイプ(白21錠+緑7錠)をご案内しています。
基本は、1日1錠を毎日できるだけ同じ時間に内服します。
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 開始日 | 基本は月経第1日目から白色錠(実薬)を開始します。 |
| 28錠タイプの流れ | 白21錠を飲んだあと、緑7錠(プラセボ)を続けて飲み、飲み終えたら月経の有無にかかわらず次シートへ進みます。 |
| 開始が遅れた場合 | 月経第1日目より遅れて開始した場合は、飲み始めの最初の1週間はコンドームなどを併用してください。 |
| 他のピルからの切り替え | 切り替え時期は、現在のピルの種類や服用状況で異なるため、診察時に確認するのが安心です。 |
| 1錠の飲み忘れ | 翌日までに気づいた場合は、気づいた時点で1錠飲み、その日の分も通常どおり服用します。 |
| 2日以上の連続飲み忘れ | いったん服用を中止し、次の月経を待って再開します。その周期は他の避妊法を使用してください。 |
飲み忘れや切り替えで迷った場合は、自己判断で中断せずご相談ください。
28錠タイプ(白21錠+緑7錠)の例一般的には、月経の第1日目から白色の錠剤を21日間、続けて緑色(プラセボ)を7日間内服し、 合計28日間連続で服用します。プラセボを飲み終えたら、月経の有無にかかわらず次シートへ移ります。
ポイント:28錠タイプは飲まない日を作らず、毎日同じ行動にできるため、飲み忘れ対策として相性が良い方がいます。
開始日や切り替え方法(他のピルからの変更、産後・授乳中など)は条件で異なるため、診察時にご相談ください。
いつから避妊効果が期待できますか?(開始日の考え方)
基本は、月経第1日目から白色錠(実薬)を開始します。開始が月経第1日目から遅れた場合は、妊娠の可能性が高くなるため、飲みはじめの最初の1週間はコンドーム等の避妊法を併用してください。
飲み忘れたときの考え方(まず慌てない)
飲み忘れたとき(まずここだけ)
- 翌日までに気づいた場合:気づいた時点で飲み忘れた錠剤を服用し、当日の分も通常どおり服用します(同日に2錠になることがあります)。
- 2日以上連続して飲み忘れた場合:いったん服用を中止し、次の月経を待って再開します。その周期は他の避妊法を使用してください。
※ 不安な性交渉がある場合は、状況により対応が変わります。最後に飲めた日、忘れた錠数、性交渉の有無をメモしてご連絡ください。
飲み忘れは、何錠忘れたか、どの週かで対応が変わります。自己判断で中断せず、まず状況を整理しましょう。
- 1錠の飲み忘れ:気づいた時点での対応が鍵になります
- 2錠以上の飲み忘れ:追加の避妊(コンドーム等)が必要になることがあります
飲み忘れが不安なときは
状況に応じてご案内しますので、できれば最後に飲めた日、忘れた錠数、性交渉の有無をメモしてご連絡ください。
副作用と、早めに相談したい症状
ファボワールを飲み始めた初期には、次のような副作用がみられることがあります。
- 吐き気、胃のむかつき
- 頭痛、だるさ
- 乳房の張りや痛み
- 不正出血
一方で、低用量ピルでは血栓症に注意が必要です。次のような症状がある場合は、服用継続の可否を含めて、早めに医療機関へご相談ください。
すぐ相談してほしい症状
- 突然の息切れ、胸痛
- 片脚の強い痛み、腫れ
- 激しい頭痛
- 急な視力異常
- ろれつが回らない、手足の動かしにくさ
ファボワールを希望される方へ
当院では、問診と安全確認のうえで、ファボワール(28錠タイプ)を処方しています。
- 1シート(28日分)2,500円
- オンライン診療(全国配送)対応
- マーベロン系からの切り替え相談にも対応
ファボワールが自分に合うか不安な方は、既往歴や目的を確認しながら診察でご案内できます。
注意が必要な方(安全確認が最優先)
ピルは便利なお薬ですが、体質や既往歴によっては使用できないまたは慎重な判断が必要な場合があります。
喫煙、片頭痛、血栓症リスク、持病や内服薬などは、必ず事前に申告してください。
よくあるご質問
Q. ファボワールはマーベロンと何が違うのですか?
A. ファボワールは、マーベロンと同じ有効成分を含む後発医薬品(ジェネリック)として扱われます。先発品から切り替えたい方や、同じ設計のピルを続けたい方の選択肢になりやすいお薬です。体質や副作用の出方には個人差があるため、切り替えの可否は診察で判断します。
Q. ファボワールはどんな人に向いていますか?
A. マーベロン系が合っていた方、毎日同じ設計のピルをシンプルに続けたい方、避妊や周期コントロール目的で低用量ピルを検討している方に向きやすいお薬です。
Q. ファボワールを選べないことはありますか?
A. はい。35歳以上で喫煙している方、前兆のある片頭痛がある方、血栓症の既往がある方、高血圧などで管理が必要な方、妊娠中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方では、低用量ピル自体が適さないことがあります。必ず診察で安全確認を行います。
Q. ファボワールは21錠タイプと28錠タイプのどちらがよいですか?
A. どちらも実薬は21日分ですが、28錠タイプはプラセボ(偽薬)を含めて毎日続けて飲めるため、飲み忘れ対策として相性がよい方がいます。21錠タイプは7日間の休薬が必要になるため、生活リズムや管理のしやすさに合わせて選ぶのが基本です。当院では28錠タイプを採用しています。
Q. ファボワールはいつから飲み始めればよいですか?
A. 基本は月経第1日目から開始します。開始が月経第1日目より遅れた場合は、妊娠の可能性が高くなるため、飲み始めの最初の1週間はコンドームなど他の避妊法を併用してください。
Q. 他のピルからファボワールへ切り替えるときは、いつから始めればよいですか?
A. 切り替え時期は、今飲んでいるピルの種類や服用状況で異なります。自己判断で開始を遅らせると避妊効果が不安定になることがあるため、切り替えは診察で確認するのが安心です。
Q. ファボワールで不正出血が出たら、やめたほうがよいですか?
A. 飲み始めの時期には不正出血が起こることがあります。数周期で落ち着くこともありますが、自己判断で中断せず、量や続く期間を確認しながら相談することが大切です。
Q. ファボワールを飲めば性感染症も防げますか?
A. いいえ。ファボワールは避妊のためのお薬であり、HIVを含む性感染症の予防にはなりません。感染予防にはコンドームなどの併用が重要です。
Q. ファボワールを飲み忘れたらどうすればよいですか?
A. 翌日までに気づいた場合は、気づいた時点で飲み忘れた錠剤を服用し、その日の分も通常どおり服用します。同日に2錠飲むことがあります。2日以上連続して飲み忘れた場合は、いったん服用を中止し、次の月経を待って再開します。その周期は他の避妊法を使用してください。迷う場合は自己判断で中断せずご相談ください。
Q. ファボワールで特に注意したい副作用はありますか?
A. 吐き気、頭痛、不正出血などがみられることがあります。特に、突然の息切れ、胸痛、片脚の強い痛みや腫れ、激しい頭痛、急な視力異常などは血栓症の初期サインのことがあるため、すぐに医療機関へ相談してください。
Q. ファボワールは保険適用になりますか?
A. 避妊目的の低用量ピル(OC)は原則として自費診療です。月経困難症など治療目的で保険適用となるのは、別の位置づけで処方されるLEP製剤です。目的に応じて適した薬をご案内します。
Q. ファボワールは28錠タイプだと何色の錠剤を飲みますか?
A. 28錠タイプは、一般的に白色の実薬21錠と、緑色のプラセボ7錠で構成されます。月経の有無にかかわらず、プラセボを飲み終えたら次のシートへ進みます。
Q. ファボワールの料金はいくらですか?
A. 当院では、ファボワールは1シート(28日分)2,500円です。オンライン診療(全国配送)にも対応しています。
注意事項
未承認医薬品等:本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※ 当院でご案内しているファボワールは、国内で承認されている医療用医薬品です。処方の可否は、問診や安全確認のうえで判断します。
入手経路等:当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無:国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国における安全性等に係る情報:諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
(最新の知見に基づく最終更新日:2026年4月24日)

