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レビトラとシアリスを比較|違い(効き始め・持続時間・食事の影響)と選び方

著者:院長 福地裕三(日本泌尿器科学会ガイドライン準拠)

ED治療薬でよく比較されるのが、レビトラ(バルデナフィル)シアリス(タダラフィル)です。 どちらもPDE5阻害薬で、性的刺激がある状況で勃起をサポートします(飲むだけで自然に勃起する薬ではありません)。 このページでは比較に特化して、選び方をわかりやすく整理します。

先に結論|こんな方に向いています

  • 当日あわせて使いたい、できるだけ早く効いてほしい → レビトラ
  • 食事の予定が読みにくい、長く余裕を持ちたい → シアリス
  • 空腹〜軽めの食事で短時間勝負をしたい → レビトラ
  • 自然な流れで長く効かせたいシアリス

レビトラとシアリスは、どちらもED治療薬ですが、効き始め持続時間食事の影響に違いがあります。

迷ったときは、早さを重視するか、長さを重視するかで考えると選びやすくなります。

レビトラとシアリスの比較

項目 レビトラ(バルデナフィル) シアリス(タダラフィル)
効き始めの目安 30分〜1時間前後
迷ったら1時間前が目安
1〜3時間前後
持続時間の目安 4〜5時間前後 最大36時間が目安
食事の影響 標準的な食事では大きな影響は出にくいですが、高脂肪食の直後は効き始めが遅れたり、効きにくく感じたりすることがあります 食事の影響を受けにくい
向いている使い方 その日の予定に合わせて使いたい方 長時間の余裕を持って使いたい方
副作用の出方 頭痛、ほてり、鼻づまりなどが出ることがあります 頭痛、ほてり、消化不良などが出ることがあります

※ 先発品レビトラは販売中止のため、当院では同成分のバルデナフィル(ジェネリック)を中心にご案内しています。

違い①:効き始めと持続時間の違い

レビトラ

レビトラは、比較的効き始めが早いお薬です。空腹時であれば30分〜1時間前後を目安に使いやすく、迷った場合は性行為の約1時間前を目安にすると分かりやすいです。

持続時間は4〜5時間前後が目安で、その日の予定に合わせて使いたい方に向いています。

シアリス

シアリスは、レビトラより効き始めはゆっくりですが、持続時間が長いのが特徴です。

最大36時間が目安で、時間に追われず自然な流れで使いたい方に向いています。

違い②:食事の影響の違い

食事との相性は、レビトラとシアリスを選ぶうえで大きな違いの一つです。

レビトラ

レビトラは、標準的な食事であれば大きな影響は出にくいですが、高脂肪食の直後は効き始めが遅れたり、効きにくく感じたりすることがあります。

そのため、できるだけ効果を安定させたい場合は、空腹時〜軽めの食事のあとに使うほうが向いています。

シアリス

シアリスは、ED治療薬の中でも食事の影響を受けにくいことが特徴です。

外食の予定がある日や、食事のタイミングが読みにくい日でも使いやすいお薬です。

違い③:副作用の傾向

どちらも血管を広げる作用により、ほてり、頭痛、鼻づまりなどが起こることがあります。 シアリスは、背部痛や筋肉痛などが話題になりやすい薬です。つらい副作用が出る場合は、用量調整や薬の変更で改善することがあります。

最重要:併用禁忌・服用できないケース

両薬とも、硝酸薬(ニトログリセリン等)、リオシグアト(アデムパス)などは併用できません。
またレビトラ(バルデナフィル)は、QT延長や特定の抗不整脈薬などで服用できない場合があります。

胸痛が出たときの注意

性行為中に胸痛、めまい、気分不良があれば中止し、医療機関へ。PDE5阻害薬を服用したことは必ず医療者に伝えてください。

どちらを選ぶか迷ったら

シンプルにまとめると、早さを重視するならレビトラ長さと自由度を重視するならシアリスです。

  • 今日のタイミングに合わせて使いたい → レビトラ
  • 食事の予定がありそう → シアリス
  • 短時間でしっかり使いたい → レビトラ
  • 翌日まで余裕を持ちたい → シアリス

どちらが合うかは、体質、食事のタイミング、過去の使用感によっても変わります。迷う場合は、診察時にご希望をうかがいながらご提案いたします。

当院での処方(対面やオンライン)

持病や服用中のお薬を確認したうえで、適切な薬と用量をご提案します。 お薬手帳(または服用薬の一覧)があるとスムーズです。

よくあるご質問

Q.レビトラとシアリス、いちばん大きな違いは何ですか?

A.いちばん大きな違いは、効き始めの早さ持続時間です。レビトラは比較的早く効き始めやすく、シアリスは長時間作用するのが特徴です。

Q.早く効くのはどっちですか?

A.早めに効いてほしい場合は、レビトラが向いています。空腹時であれば30分〜1時間前後が目安で、迷った場合は性行為の約1時間前を目安にすると分かりやすいです。

Q.長く効くのはどっちですか?

A.長く効くのはシアリスです。持続時間は最大36時間が目安で、時間に追われにくいのが特徴です。

Q.食後でも使いやすいのはどっちですか?

A.食事の影響を受けにくいのはシアリスです。レビトラは標準的な食事であれば大きな影響は出にくいですが、高脂肪食の直後は効き始めが遅れたり、効きにくく感じたりすることがあります。

Q.当日、短時間で合わせたいときはどちらが向いていますか?

A.当日、短時間で合わせたい場合はレビトラが向いています。空腹時〜軽めの食事のあとに使いやすく、比較的早く効き始めるのが特徴です。

Q.自然な流れで長く使いたいときはどちらが向いていますか?

A.時間に縛られず、自然な流れで使いたい場合はシアリスが向いています。作用時間が長いため、余裕を持って使いたい方に合いやすいお薬です。

Q.副作用が少ないのはどちらですか?

A.どちらが必ず副作用が少ないとは一概にいえません。どちらも、頭痛ほてり鼻づまりなどが起こることがあります。シアリスは、背部痛筋肉痛が話題になりやすいお薬です。副作用の出方には個人差があるため、気になる場合は用量調整や薬の変更も含めてご相談ください。

Q.併用してはいけない薬はありますか?

A.はい。硝酸薬(ニトログリセリン等)リオシグアト(アデムパス)は、レビトラ・シアリスともに併用できません。さらにレビトラは、QT延長や特定の抗不整脈薬などで服用できない場合があります。服用中のお薬がある方は、必ず事前に申告してください。

Q.レビトラは販売中止と聞きましたが、今も処方できますか?

A.現在は、同成分のバルデナフィル(ジェネリック)を中心にご案内しています。先発品レビトラは販売中止となっていますが、同成分での処方が可能です。

Q.シアリスは翌日も注意が必要ですか?

A.はい。シアリスは作用が長く、服用後もしばらく体内に残る前提で考える必要があります。服用後に医療機関を受診する場合は、シアリスを飲んだことを必ず医療者に伝えてください。

Q.どちらも効きにくかった場合はどうすればいいですか?

A.食事、飲酒、緊張、睡眠不足、体調不良などで効き方は変わります。まずは服用タイミングや食事内容を見直し、それでも改善しない場合は、原因評価や薬の再選択を含めてご相談ください。

Q.結局、どちらを選べばよいですか?

A.シンプルにまとめると、早さを重視するならレビトラ長さと自由度を重視するならシアリスです。迷う場合は、食事のタイミング、使いたい時間帯、過去の使用感も踏まえてご提案いたします。

注意事項

未承認医薬品等:本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路等:当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無:国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国を含め、副作用(まれな重篤例を含む)の報告があります。診察時に添付文書等に基づき、禁忌、併用薬、既往歴を確認のうえ処方します。

(最新の知見に基づく最終更新日:2026年4月16日)

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