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B型肝炎訴訟の検査

著者:院長 福地裕三(日本肝臓学会ガイドライン準拠)

重要:提訴期限(締め切り)について

B型肝炎訴訟には期限があります。現行の法律では、令和9年3月31日(2027年3月31日)までに提訴していただく必要があります。 期限が近い場合は、早めに弁護士や法律事務所へご相談ください。

※ 制度は改正等により変更となる可能性があります。最新の取扱いや期限の確認は、必ず弁護士へご相談ください。

B型肝炎訴訟に必要な検査をご希望の方へ

当院では、B型肝炎訴訟の資料として必要になることがある血液検査、検査結果書類、診断書・医学的所見の作成に対応しています。

弁護士への相談前でも、先にB型肝炎関連の検査を受けることは可能です。 検査結果をもとに、その後、法律事務所や弁護士へご相談いただく流れでも問題ありません。

内容 費用 結果・作成目安
HBV抗原・抗体検査 5,500円〜(税込) 通常1〜2日程度
HBVジェノタイプ検査 7,700円(税込) 通常3〜7日程度
診断書・医学的所見の作成 5,500円(税込) 通常1週間程度
合計目安 18,700円程度(税込) 検査内容により変動

診断書の修正が必要な場合でも、追加費用はかかりません。 結果書類の郵送にも対応しています。

給付対象になるか、どの資料が最終的に必要か、訴訟の可否などは法的判断を含むため、弁護士へご相談ください。

当院で行う検査と訴訟用書類について

当院は医療機関として、訴訟に必要となる検査の実施と、医学的所見(診断書)の作成を行います。 どの検査が必要か(項目の組み合わせ)や、給付対象かどうかの最終判断は法的事項のため、弁護士へご相談ください。

B型肝炎訴訟で給付金を受け取るためには、指定された検査を受ける必要があります。

そのため、すべての方に同じ検査が一律で必要になるわけではありませんが、HBs抗原、HBc抗体、HBs抗体などは、感染状況や既往を確認する基礎資料として用いられることがあります。

また、必要に応じてB型肝炎ウイルスの遺伝子型(ジェノタイプ)検査を行う場合もあります。

当院では、抗原・抗体検査をCLIA法、ジェノタイプ検査をEIA法にて実施しております。

これらの検査はいずれも、約5〜10mL程度の少量の採血で行うことが可能です。

検査結果は通常、翌日から数日以内に判明します。再検査となった場合でも、おおむね1週間程度で結果が出ます。

検査法について(当院の対応)

  • 抗原・抗体検査:CLIA法
  • ジェノタイプ検査:EIA法

※ 訴訟での提出にあたり、検査法に条件がある場合があります。当院では要件に沿う方法で実施しています。

ジェノタイプ検査について

B型肝炎訴訟では、ジェノタイプ検査が必要になる場合があります。

ただし、これは全員に一律で求められるものではありません。たとえば、1995年12月31日以前に持続感染していたことが確認できる場合などは、国がジェノタイプ検査結果の提出を求めないことがあります。

一方で、感染時期の立証に追加資料が必要なケースでは、ジェノタイプ検査結果の提出を求められることがあります。どのケースで必要になるかは個別事情によるため、弁護士と相談しながら判断することが大切です。

※ 1996/1/1以降に感染が確認された場合、ジェノタイプ検査結果等が必要、またジェノタイプAeの場合は救済対象外と判断され得る(成人感染と判断)となっています。

※ ジェノタイプ検査は平成23年6月28日以降EIA法に限ると明記があります。

ジェノタイプAだった場合の追加判定について

まずは主要なHBVジェノタイプ判定検査を行い、その結果がジェノタイプAだった場合に限って、AaかAeかを判別するサブジェノタイプ判定検査を追加で行います。

これは、訴訟において提出する資料として、Aeでないことの確認が必要になる場合があるためです。

当院では、要件に沿った方法でジェノタイプ検査をご案内しています。

B型肝炎訴訟に関連する検査費用

当院では、B型肝炎訴訟に関連する検査を自費診療で行っています。

項目 費用 目安
HBV抗原・抗体検査 5,500円〜(税込) 通常1〜2日程度
HBVジェノタイプ検査 7,700円(税込) 通常3〜7日程度
診断書・医学的所見の作成 5,500円(税込) 通常1週間程度
合計目安 18,700円程度(税込) 検査内容により変動します。

診断書の修正が必要な場合でも、追加費用はかかりません。
結果書類の郵送にも対応しています。遠方の方や再来院が難しい方もご相談ください。

※ ご希望の方には、書類を無料で郵送いたします。

ご家族の資料や検査結果が必要になる場合があります

B型肝炎訴訟では、ご本人の検査結果だけでなく、母親や父親の検査結果、過去の医療記録などが必要になることがあります。

ケースによっては、母子感染や父子感染の可能性を確認するために、ご家族の血液検査結果や、塩基配列比較検査などが関わる場合もあります。

ただし、必要となる資料の範囲は個別事情で異なります。ご家族の資料が一部そろわない場合でも検討できるケースはあるため、自己判断で難しいと決めつけず、まずは弁護士へご相談ください。

B型肝炎訴訟と検査の基礎知識

なぜ検査が重要なの?

B型肝炎訴訟では、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているまたはしていた事実や感染の時期を推定できる情報が大切です。

そのため、抗原検査や抗体検査(血液中のウイルスや、それに対する免疫の反応を見る検査)に加えて、状況によりHBV-DNA(ウイルス量)やジェノタイプ(遺伝子型)を確認することがあります。

当院では、抗原や抗体はCLIA法、ジェノタイプはEIA法で行い、5〜10mL程度の採血で実施可能です。

結果は通常翌日〜数日で判明し、再検査が必要な場合も約1週間で判明します。

よく出てくる検査項目と意味

HBs抗原(HBsAg):現在の感染の目安。

HBs抗体(HBsAb):ワクチンでつくことも、自然感染の回復でつくことも。

HBc抗体(HBcAb):過去にHBVが体内に入った痕跡。

HBe抗原・HBe抗体:ウイルスの増殖状況の参考。

HBV-DNA(NAT):ウイルス量。現在どのくらい増えているかの指標。

ジェノタイプ(遺伝子型):ウイルスの系統(A〜Hなど)。

ポイント

・ ワクチンで抗体(HBs抗体)が陽性になることがあります。

・ 過去感染の痕跡はHBc抗体で分かることが多いです。

・ 訴訟に必要な検査は個別の事情で異なります。

検査の流れ

受付・問診:現在の健康状態、ワクチン歴、過去の健診結果などを伺います。

採血:5〜10mL程度。絶食は不要です。

結果説明:通常は翌日〜1週間で判明。

書類対応:結果書類の郵送(無料)に対応。診断書の修正も追加費用なしで行います。

受診前にあると良いもの

・ 過去の健診結果(特にHBs抗原・HBs抗体・HBc抗体)

・ 予防接種歴が分かるもの(母子手帳、接種記録)

・ 既往歴や内服薬の情報(お薬手帳など)

大切なご案内

当院は医療機関として、訴訟に必要な検査と医学的所見の作成を行います。

法的判断(給付対象かの最終判断など)は弁護士へのご相談をお願いします。

B型肝炎訴訟の検査に関するよくある質問

Q. B型肝炎訴訟のための検査は当院で受けられますか?

はい。当院では、B型肝炎訴訟の資料として必要になることがある血液検査に対応しています。

HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体などの抗原・抗体検査に加えて、HBVジェノタイプ検査もご相談いただけます。

検査結果をもとに、診断書・医学的所見の作成にも対応しています。

Q. B型肝炎訴訟の検査費用はいくらですか?

HBV抗原・抗体検査は5,500円〜(税込)です。

HBVジェノタイプ検査は7,700円(税込)、診断書・医学的所見の作成は5,500円(税込)です。

検査内容にもよりますが、合計で18,700円程度(税込)が目安です。

Q. 診断書や医学的所見の作成はできますか?

はい。検査結果をもとに、B型肝炎訴訟の資料として使用することを想定した診断書・医学的所見の作成に対応しています。

作成費用は5,500円(税込)です。

法律事務所から指定の書式や記載項目がある場合は、事前にお持ちください。

Q. 診断書の修正に追加費用はかかりますか?

診断書や医学的所見の修正が必要な場合でも、追加費用はかかりません。

法律事務所から修正指示があった場合は、その内容が分かる資料をお持ちください。

医学的に記載できる範囲で対応します。

Q. 検査結果や診断書は郵送できますか?

はい。検査結果書類や診断書の郵送にも対応しています。

遠方の方や、再来院が難しい方もご相談ください。

郵送先の住所や必要書類については、診療時に確認します。

Q. 検査結果はどれくらいで分かりますか?

HBV抗原・抗体検査は、通常1〜2日程度で結果が分かります。

HBVジェノタイプ検査は、通常3〜7日程度が目安です。

診断書・医学的所見の作成には、検査結果がそろってから通常1週間程度かかります。

Q. 弁護士に相談する前に、検査だけ先に受けられますか?

はい。弁護士への相談前でも、先にB型肝炎関連の検査を受けることは可能です。

検査結果があることで、その後に弁護士や法律事務所へ相談する際に、状況を整理しやすくなる場合があります。

ただし、給付対象になるか、どの資料が最終的に必要かは法的判断を含むため、弁護士へご相談ください。

Q. どの検査を受ければよいか分からない場合も相談できますか?

はい。どの検査を受ければよいか分からない場合もご相談いただけます。

ただし、法律事務所から指定された検査項目がある場合は、その内容が分かる書類をお持ちいただくとスムーズです。

当院では、医学的に必要と考えられる検査についてご案内します。

Q. 当院で給付対象になるか判断できますか?

いいえ。当院では、給付対象になるかどうかの最終判断はできません。

当院で対応できるのは、B型肝炎関連の血液検査、検査結果の整理、診断書・医学的所見の作成です。

給付対象になるか、訴訟が可能か、どの資料が最終的に必要かについては、弁護士や法律事務所へご相談ください。

Q. B型肝炎訴訟ではどのような検査が関係しますか?

B型肝炎訴訟では、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体などの抗原・抗体検査が関係することがあります。

また、現在の感染状態やウイルス量を確認するために、HBV-DNA検査が関係する場合もあります。

感染時期や感染経路の検討に関係して、HBVジェノタイプ検査が必要になることもあります。

Q. HBs抗原とは何ですか?

HBs抗原は、現在B型肝炎ウイルスに感染しているかを確認するための目安となる検査です。

B型肝炎訴訟では、持続感染の確認に関係することがあります。

過去の検査結果がある場合は、その結果もお持ちください。

Q. HBs抗体とは何ですか?

HBs抗体は、B型肝炎ウイルスに対する免疫の有無を確認する検査です。

過去の感染後に陽性になることもあれば、B型肝炎ワクチン接種後に陽性になることもあります。

訴訟資料では、ワクチン歴や感染歴の整理に関係することがあります。

Q. HBc抗体とは何ですか?

HBc抗体は、過去にB型肝炎ウイルスが体内に入ったことがあるかを確認するための検査です。

B型肝炎訴訟では、感染既往や母子感染・父子感染の検討に関係することがあります。

HBs抗原やHBs抗体とあわせて評価することが大切です。

Q. HBe抗原・HBe抗体は何のために調べますか?

HBe抗原・HBe抗体は、B型肝炎ウイルスの増殖状況や病態の参考として用いられる検査です。

訴訟資料そのものだけでなく、病状評価の補助として関係することがあります。

必要性は患者さんの状況によって異なります。

Q. HBV-DNA検査とは何ですか?

HBV-DNA検査は、血液中のB型肝炎ウイルス量を確認する検査です。

現在の感染状態や、治療が必要かどうかを判断する材料になります。

訴訟資料や病状評価の中で必要になることがあります。

Q. HBVジェノタイプ検査とは何ですか?

HBVジェノタイプ検査は、B型肝炎ウイルスの遺伝子型を確認する検査です。

B型肝炎訴訟では、感染時期や感染経路の検討に関係して、ジェノタイプ検査が必要になる場合があります。

当院では、HBVジェノタイプ検査を7,700円(税込)で行っています。

Q. ジェノタイプ検査は必ず必要ですか?

すべての方に必ず必要とは限りません。

ジェノタイプ検査が必要かどうかは、患者さんの状況や法律事務所からの指示によって異なります。

弁護士や法律事務所から検査項目を指定されている場合は、その内容が分かる書類をお持ちください。

Q. ジェノタイプAだった場合、追加検査が必要ですか?

ジェノタイプAだった場合、成人後の感染を示唆するタイプかどうかを確認するため、サブジェノタイプ検査が必要になることがあります。

すべての方に必要な検査ではありませんが、訴訟資料として求められる場合があります。

必要性については、法律事務所の指示や検査結果を確認しながら判断します。

Q. サブジェノタイプ検査とは何ですか?

サブジェノタイプ検査は、HBVジェノタイプをさらに細かく分類する検査です。

特にジェノタイプAの場合、成人後の感染を示唆するタイプかどうかを確認する目的で必要になることがあります。

訴訟資料として求められる場合がありますが、必要性は個別に異なります。

Q. 家族の検査結果が必要になることはありますか?

はい。B型肝炎訴訟では、ご本人だけでなく、ご家族の検査結果や医療記録が関係する場合があります。

母親、父親、年長のきょうだいなどの検査結果が、感染経路の検討に関係することがあります。

どの資料が必要になるかは法的判断を含むため、弁護士や法律事務所へご確認ください。

Q. 母親の検査結果はなぜ必要になることがありますか?

B型肝炎訴訟では、母子感染ではないことを確認するために、母親の検査結果が関係することがあります。

HBs抗原やHBc抗体などの結果が、感染経路の検討に使われる場合があります。

母親の検査結果が残っていない場合に、他の資料が必要になることもあります。

Q. 父親の検査結果は必要ですか?

父子感染ではないことの確認に関係して、父親の検査結果が必要になる場合があります。

どの検査や資料が必要になるかは、患者さんの状況によって異なります。

必要性については、弁護士や法律事務所へご確認ください。

Q. 母親や父親の検査も当院でできますか?

はい。ご家族のB型肝炎関連検査についてもご相談いただけます。

ただし、どなたの検査が必要か、どの項目が必要かは、法律事務所からの指示によって異なります。

ご家族の検査を希望される場合は、必要な検査項目が分かる書類をお持ちください。

Q. HBV分子系統解析は当院でできますか?

HBV分子系統解析は、家族内感染の可能性を確認するために必要になる場合があります。

通常の抗原・抗体検査やジェノタイプ検査とは異なる特殊な検査です。

必要性や実施方法については、弁護士や専門医療機関の指示を確認したうえでご相談ください。

Q. 来院時に持参した方がよいものはありますか?

過去のB型肝炎検査結果、健診結果、母子手帳、予防接種歴が分かるもの、他院の診断書や紹介状があればお持ちください。

法律事務所から指定された検査項目が分かる書類がある場合は、必ずお持ちください。

ご家族の検査結果がある場合は、その写しも参考になります。

Q. 手元に資料がなくても相談できますか?

はい。資料が手元にない場合でも、まずはご相談いただけます。

ただし、法律事務所から指定された検査項目や書式がある場合は、後日確認が必要になることがあります。

可能であれば、過去の検査結果や健診結果、指定された検査項目が分かる資料をお持ちください。

Q. 検査は保険適用ですか?

B型肝炎訴訟の資料作成を目的とした検査は、自費診療でのご案内となります。

症状や治療目的の検査とは扱いが異なる場合があります。

費用については、検査前にご案内します。

Q. B型肝炎が陽性だった場合、治療までできますか?

当院では、B型肝炎関連の検査と結果説明、診断書・医学的所見の作成に対応しています。

治療が必要と考えられる場合は、肝臓専門の医療機関での精査や治療相談をご案内します。

B型肝炎は、感染状態や肝機能、ウイルス量などを確認しながら専門的に判断する必要があります。

Q. B型肝炎訴訟の期限について相談できますか?

B型肝炎訴訟には提訴期限が定められています。

当院では、検査や診断書作成には対応できますが、期限や請求可否の最終判断はできません。

期限が近い場合は、検査結果の準備と並行して、早めに弁護士や法律事務所へご相談ください。

Q. 当院ではどのようにB型肝炎訴訟の検査を相談できますか?

当院では、B型肝炎訴訟に関連して必要になることがある血液検査、HBVジェノタイプ検査、診断書・医学的所見の作成に対応しています。

検査だけ先に受けて、後日、弁護士や法律事務所へ相談することも可能です。

法律事務所から指定された検査項目がある場合は、その内容が分かる書類をお持ちください。

(最新の知見に基づく最終更新日:2026年6月2日)

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