低用量ピル
著者:院長 福地裕三
低用量ピルとは
低用量ピルは女性ホルモンが含まれている経口避妊薬です。
適切に毎日1回内服することで、子宮内膜の変化を通じて避妊効果が期待されるとされています。
正しく内服すればほぼ100%避妊することができます。
また生理痛や肌荒れにも効果が期待できます。
避妊には、ピルのほかにも避妊手術や子宮内避妊用具(IUD)などさまざまな方法があります。
効果・効能
避妊、月経困難症、子宮内膜症、月経前症候群、生理痛、生理不順、ニキビ、貧血、卵巣がんや子宮体がんの予防などに対して効果があります。
飲み方
1日1回時間を決めて内服すると飲み忘れを防げます。
寝る前に飲まれる方が多い印象です。
服用開始から1週間ほどで避妊効果が期待されます。
※ 問診のみで内診などの診察はございません。
項目 | 用量 | 料金 |
---|---|---|
ファボワール | 1シート28日分 | 2,500円 |
ラベルフィーユ | 1シート28日分 | 2,500円 |
※ 合計1万円以上で送料無料、指定住所へ郵送
副作用
飲み始めは体が慣れるまで吐き気やだるさ、頭痛を感じることがあります。
また乳房の張りや違和感、不正出血が起こることもあります。
重篤な副作用としては1万人に数人程度ですが血栓症があります。
リスク要因としては肥満、高齢、喫煙者、家族に血栓の既往などがあります。
注意事項
未承認医薬品等
本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路等
当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無
国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。