レビトラ(バルデナフィル)
著者:院長 福地裕三(日本泌尿器科学会ガイドライン準拠)
レビトラ(バルデナフィル)について
レビトラは、バイアグラに次いで開発された勃起不全(ED)治療薬です。
バイアグラよりも水に溶けやすく、即効性が高いことが特徴です。
日本では2004年に10mg錠が販売され、2007年には20mg錠が発売されました。
その後、2020年に特許期間の満了に伴い、後発医薬品であるバルデナフィルが販売開始となりました。
こんな方にレビトラ(バルデナフィル)がおすすめです
- これまでにバイアグラを使ってみたが、効果をあまり実感できなかった方
- 比較的早く効いてほしい方(空腹時であれば30分前後で効果発現)
- プランが直前に決まりやすい、準備の時間が取りにくい、という方
- ED治療薬をいくつか試したうえで、自分に合う薬を探したい方
ED治療薬は、同じ有効成分量でも体質によって効き方が少しずつ異なります。
バイアグラ・シアリスとの違いを踏まえながら、あなたに合った薬を一緒に検討していきます。
服用タイミング
レビトラ(バルデナフィル)は、性行為の約1時間前を目安に服用するのが基本です。
空腹時であれば、30分前後で効き始めることがあるお薬ですが、毎回まったく同じ速さで効くとは限りません。
そのため、実際には「最短では30分前後で効くこともあるが、迷ったら約1時間前」と考えると分かりやすいです。
食事の影響
レビトラ(バルデナフィル)は、ED治療薬の中では比較的即効性が期待しやすい一方で、食事内容によって効き方がぶれやすいことがあります。
標準的な食事であれば大きな影響は出にくいものの、高脂肪食の直後は効き始めが遅れたり、効きにくく感じたりすることがあります。
できるだけ効果を安定させたい場合は、空腹時〜軽めの食事のあとに服用するのがおすすめです。
※ 先発品レビトラは販売中止のため、当院は原則バルデナフィル(ジェネリック)をご案内
料金
当院では、現在はバルデナフィル(レビトラジェネリック)をご案内しています。
| 項目 | 用量 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| バルデナフィル | 10mg | 1,500円 |
| バルデナフィル | 20mg | 1,600円 |
用量は、年齢、体調、これまでの使用経験、副作用の出方などをふまえてご案内しています。
※ 合計1万円以上で送料無料、指定住所へ郵送
現在の処方について
先発品のレビトラは販売中止となっているため、現在はバルデナフィル(レビトラジェネリック)をご案内しています。
有効成分はレビトラと同じバルデナフィルで、効き始めの早さや使い方の考え方も基本的には同様です。
レビトラを使ってみたいとお考えの方には、現在は同成分のバルデナフィルとしてご案内しております。
レビトラが効かないと感じたときのチェックポイント
ED治療薬を服用しても、思ったより効かなかった、と感じる場合があります。 その多くは飲み方やタイミング、環境の影響を受けていることも少なくありません。
- 飲むタイミングが遅すぎないか(性行為の約1時間前が目安)
- 食事の量や脂っこさ(特に脂っこい食事の直後は効きにくくなります)
- 緊張、不安、疲労、睡眠不足など、心理的な要因や体調の影響
- 1回だけでなく、何回か条件を整えて試してみたか
自己判断で勝手に増量するのは危険です。
効き方に不安がある場合は、服用状況をお伺いしたうえで、薬の種類、用量、飲み方の調整などを一緒に検討します。
レビトラとジェネリック(バルデナフィル)の違いについて
レビトラの特許期間満了に伴い、有効成分バルデナフィルを含むジェネリック医薬品が登場しました。 ジェネリックは、先発品と有効成分の種類や量が同じであり、 効果や安全性も同等とされています。
オンライン診療(全国配送)でも、対面診療と同様に、症状や持病やお薬の状況を確認しながら処方いたします。
他のED治療薬との違い
| 薬剤名 | 効き始めの目安 | 作用時間の目安 | 食事の影響 |
|---|---|---|---|
| バイアグラ(シルデナフィル) | 30分〜1時間程度 | 3〜5時間程度 | 受けやすい |
| レビトラ/バルデナフィル | 30分〜1時間程度 | 4〜5時間程度 | 標準的な食事では大きな影響は出にくいが、高脂肪食では影響を受けやすい |
| シアリス(タダラフィル) | 1〜3時間程度 | 最大36時間 | 受けにくい |
レビトラ(バルデナフィル)は、即効性を重視したい方に向いており、シアリスは長時間の余裕を重視したい方に向いています。
副作用
主な副作用として、顔のほてりや目の充血があります。
また、頭痛や鼻づまり、動悸などの症状がみられることもあります。
これは、薬に血管を拡張させる作用があるために起こるものです。
薬の効果が切れるとともに、これらの症状は自然に治まります。
頭痛の症状が強い場合には、ロキソニンなどの鎮痛薬を併用すると効果的です。
併用禁忌(絶対NG)
以下は一緒に服用できません(代表例)。該当する可能性がある方は、自己判断で服用せず必ずご相談ください。
- 硝酸薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)
狭心症などで処方される薬。血圧が危険に下がることがあります。 - リオシグアト(アデムパス)
肺高血圧症などのお薬。併用により血圧低下のリスクがあります。 - 不整脈治療薬の一部(QT延長に関係する薬:クラスIA/III など)
例:キニジン、プロカインアミド、アミオダロン、ソタロール など。 - 一部の強い相互作用がある薬(例:強いCYP3A4阻害薬)
例:一部の抗HIV薬(リトナビル、コビシスタット含有製剤など)、一部の経口抗真菌薬 など。
※ 上記は代表例です。薬名の網羅は診察時に確認しますので、受診時はお薬手帳または服用中のお薬一覧をご持参ください。
併用注意(低血圧などに注意)
以下は絶対NGではないものの、ふらつき、立ちくらみ、動悸などが出やすくなることがあります。状況により用量調整やお薬の変更を検討します。
- α遮断薬(前立腺治療薬など)
併用で血圧が下がりやすくなることがあります。服用タイミングの調整が必要な場合があります。 - 降圧薬(血圧の薬)
体質や組み合わせによっては、低血圧症状が出やすくなることがあります。 - 飲酒(特に多量)
効き目が不安定になったり、血圧低下、眠気、ふらつきが強くなることがあります。 - 他のED治療薬(バイアグラやシアリス等)との併用
効果・副作用の予測が難しくなるため、同時併用は避けてください。
持病がある人は要相談
安全に使用できるかは、体調、持病、内服薬で判断が変わります。以下に当てはまる方は、事前にご申告ください。
- 心血管系の病気がある方(狭心症、心不全、不整脈、最近の心筋梗塞や脳卒中など)
性行為そのものの負荷も含めて、安全性の評価が必要です。 - 肝機能や腎機能が低下している方
体内での薬の処理が遅れ、副作用が出やすくなることがあります。 - QT延長を指摘されたことがある方、不整脈の治療中の方
服用可否の判断が重要です(使用を避けるべき場合があります)。 - 視力障害(視神経の血流障害など)の既往がある方
まれですが視覚関連の副作用が報告されています。既往がある方は必ずご相談ください。
※ 受診時は、既往歴と内服薬(市販薬やサプリ含む)をできる範囲でお知らせください。
ED薬は性感染症予防ではありません(検査や予防のご案内)
ED治療薬は勃起機能をサポートするお薬であり、性感染症(HIV、梅毒、クラミジア、淋菌など)を予防する効果はありません。
コンドームの適切な使用に加え、心当たりがある場合は早めの検査をおすすめします。
また、状況によってはHIVのPrEPやPEPなど、感染予防の選択肢をご案内できる場合があります。
不安がある、相手が変わった、避妊や予防も含めて相談したい方は、診察時にお申し出ください。
よくある質問(FAQ)
Q.レビトラは今も処方できますか?
A.先発品のレビトラは販売中止となっているため、現在はバルデナフィル(レビトラジェネリック)をご案内しています。有効成分はレビトラと同じで、効き始めの早さや使い方の考え方も基本的には同様です。
Q.レビトラ(バルデナフィル)は、どのような方に向いていますか?
A.比較的早く効いてほしい方、その日の予定に合わせて使いたい方、シアリスのような長時間型よりも短時間で合わせやすい薬を希望する方に向いています。
Q.いつ飲めばよいですか?
A.基本は、性行為の約1時間前を目安に服用します。空腹時であれば30分前後で効き始めることもありますが、毎回まったく同じ速さで効くとは限らないため、迷ったら1時間前と考えると分かりやすいです。
Q.食後でも使えますか?
A.標準的な食事であれば大きな影響は出にくいですが、高脂肪食の直後は効き始めが遅れたり、効きにくく感じたりすることがあります。できるだけ効果を安定させたい場合は、空腹時〜軽めの食事のあとが向いています。
Q.作用時間はどれくらいですか?
A.作用時間の目安は、4〜5時間程度です。その日のタイミングに合わせて使いやすいお薬です。
Q.シアリスとの違いは何ですか?
A.大きな違いは、効き始めの早さと持続時間です。レビトラ(バルデナフィル)は比較的早く効き始めやすく、シアリス(タダラフィル)は最大36時間が目安で長く作用します。
Q.食事の予定がある日は、レビトラとシアリスのどちらが向いていますか?
A.食事の予定が読みにくい日や外食の予定がある日は、シアリスのほうが使いやすいことがあります。レビトラは高脂肪食の影響を受けやすいため、食事内容によっては効き方がぶれやすくなります。
Q.副作用にはどのようなものがありますか?
A.主な副作用として、顔のほてり、頭痛、鼻づまり、目の充血、動悸などがあります。これらは血管を広げる作用によるもので、薬の効果が切れるとともに軽くなることが多いです。
Q.レビトラが効かないと感じるのはなぜですか?
A.飲むタイミングが遅かった、食事が脂っこかった、緊張や疲労、睡眠不足、飲酒などの影響で効きにくく感じることがあります。自己判断で増量するのではなく、服用状況をふまえてご相談ください。
Q.1日に何回まで飲めますか?
A.1日1回までです。次に飲むまで24時間以上あけてください。
Q.レビトラ(バルデナフィル)は他のED治療薬と併用できますか?
A.いいえ。バイアグラやシアリスなど、他のED治療薬との併用は避けてください。 効果や副作用の予測が難しくなります。
Q.一緒に飲んではいけない薬はありますか?
A.あります。特に、硝酸薬(ニトログリセリン等)、リオシグアト(アデムパス)は併用できません。また、レビトラ(バルデナフィル)は、QT延長に関係する一部の抗不整脈薬などでも服用できない場合があります。服用中のお薬がある方は、必ず事前にお伝えください。
Q.料金はいくらですか?
A.当院では、現在はバルデナフィル10mg 1,500円(税込)、20mg 1,600円(税込)をご案内しています。用量は、年齢、体調、これまでの使用経験、副作用の出方などをふまえてご提案しています。
注意事項
未承認医薬品等:本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路等:当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無:国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国における安全性等に係る情報:諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
(最新の知見に基づく最終更新日:2026年4月16日)

