A型肝炎ウイルスワクチン
著者:院長 福地裕三
A型肝炎とは
A型肝炎はA型肝炎ウイルスに感染することによって発症します。
A型肝炎ウイルスは糞便の中に排泄されます。
そのため肛門の接触などから口を介して糞口感染します。
また汚染された食べ物を食べることでも経口感染します。
ウイルスの感染には衛生状態も大きく関与すると言われています。
症状とは
4週間前後の潜伏期を経て、肝炎の症状を発症します。
発熱やだるさ、食欲不振、吐き気などの胃腸症状を呈します。
症状が進行すると目の結膜が黄色くなる黄疸になったり、肝臓の腫大、濃い尿、白色の便を呈することもあります。
ワクチン予防について
A型肝炎ウイルスワクチンを接種することで予防することができます。
一般的には10数年の間、免疫を獲得することができます。
半年かけて3回接種することで十分な抗体が作られます。
スケジュールは初回摂取してから1ヶ月後と6ヶ月後の3回になります。
副反応は他の予防接種と同じで赤くなったり腫れたりする事があります。
接種後は15分ほど院内で待機のご協力をお願いしています。
当院での接種の流れ
ワクチンは予約制になっております。
電話か当院にお越しいただき予約をお願いします。
予約をしてからワクチンを発注しますので納品は翌々営業日になります。
それ以降にお越しいただいて接種となります。
例えば月曜日に予約した場合は水曜日に納品となります。
木曜日以降にお越しいただき接種となります。
項目 | 料金 | 回数 |
---|---|---|
A型肝炎ワクチン | 11,000円 | 1回分 |