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クラミジア

著者:院長 福地裕三(日本性感染症学会ガイドライン準拠)

クラミジアは、日本で多くみられる性感染症のひとつです。

症状がないまま感染していることも多く、気づかないうちにパートナーへ感染させてしまうことがあります。

まず知っておきたい5つのポイント

  • クラミジアは、性器・のど・肛門に感染することがあります
  • 症状がない方も多く、症状だけでは判断できません
  • 現在の感染確認は、主にPCR/NATなどの核酸増幅検査で行います
  • 陽性の場合は、抗菌薬で治療します
  • 治療後は、パートナー対応と再感染予防が大切です

このページでは、クラミジアの症状、感染経路、検査時期、検査方法、治療、再検査まで総合的に解説しています。

クラミジアとは

クラミジアは、日本国内で最も患者数が多い性感染症の一つです。

感染していても自覚症状が乏しいことが多く、気づかないまま放置されるケースが少なくありません。

特に若年層での感染が多く、半数以上の人に自覚症状が見られないという報告もあります。

すでに感染している人との性器・口・肛門を介した性的接触により感染します。

感染部位は性器に限らず、のどや肛門にも及ぶことがあります。

また、目の結膜に感染することで、結膜炎の症状が現れることもあります。

クラミジア感染が進行すると、男性では尿道炎から精巣上体炎へと発展することがあります。

女性の場合は、子宮頸管炎から骨盤内炎症性疾患(PID)に進行することがあります。

自覚症状がないまま感染を放置すると、精巣上体炎や骨盤内炎症性疾患に至り、不妊の原因となる可能性があります。

妊婦がクラミジアに感染している場合、分娩時に新生児へ産道感染するリスクもあります。

症状が乏しいことから、感染リスクの高い方は定期的に検査を受けることが推奨されます。

また、クラミジアと淋病を同時に合併している例も多く見られ20〜30%という高い頻度で合併が報告されています。

クラミジアの顕微鏡写真
情報元:CDC

心当たりがないのにクラミジアに感染する可能性は?

クラミジアの症状

クラミジアは、感染しても症状が出ないことがあります。

症状がある場合でも軽い違和感程度のことがあり、症状だけで感染の有無を判断することはできません。

感染部位・対象 主な症状 注意点
男性・尿道 尿道の違和感、かゆみ、排尿時痛、少量の分泌物など 症状が軽いことが多く、放置すると精巣上体炎につながることがあります
女性・膣/子宮頸管 おりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交時痛など 無症状のことも多く、放置すると骨盤内炎症性疾患や卵管炎につながることがあります
のど のどの違和感、軽い痛み、かゆみなど 無症状のことが多く、オーラルセックスがあった場合は検査を検討します
肛門・直腸 肛門の違和感、かゆみ、分泌物、痛みなど 無症状のことも多く、アナルセックスがあった場合は検査を検討します

症状

男性の場合

クラミジア尿道炎は、感染後1〜3週間の潜伏期間を経て発症しますが、症状が乏しいことも少なくありません。

発症しても、軽いかゆみや不快感、排尿時の痛みなどの症状が現れる程度で、膿もさらさらしていて少量であることが多いです。

全く症状がない場合もあり、その場合はいつ感染したか分からないこともあります

しかし、尿道炎を放置すると、感染が睾丸にある精巣上体にまで広がり、睾丸が腫れるなどの症状を引き起こすこともあります。

精巣上体炎に進行した場合でも、尿道炎と同様の治療対応が必要です。

また、オーラルセックスや肛門性交によって、のどや肛門にも感染する可能性があるため、それらの部位も併せて検査を受けることが重要です。

女性の場合

クラミジア子宮頸管炎は、感染後1〜3週間の潜伏期間を経て発症しますが、症状が乏しいことも少なくありません。

症状としては、おりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交時の痛みなどが見られることがあります。

しかし、半数以上の女性がまったく症状を感じないという報告もあります。

感染を放置すると、子宮内膜炎や卵管炎、骨盤内感染へと進行することがあり、その結果、不妊の原因となる場合があります。

また、妊娠中に感染していると、分娩時に新生児へ産道感染するリスクもあります。

さらに、オーラルセックスや肛門性交により、のどや肛門に感染することもあるため、これらの部位についても併せて検査を受けることが重要です。

のどや肛門の場合

のどへの感染は、無症状であることが多いです。

症状が現れる場合は、のどの違和感やかゆみ、痛みなどがみられることがあります。

肛門への感染も、強い症状が出ることはまれですが、違和感やかゆみなどの軽い症状を感じることがあります。

性感染症の中でも感染者数が非常に多い性病です。
出典:国立感染症研究所

クラミジア検査はいつから受けられますか?

クラミジアは、感染してすぐの時期では検査で拾いにくいことがあります。

当院では、最終リスクの翌日以降から検査をご案内できますが、日が浅い時期の陰性は完全否定とは言い切れないことがあります。

検査時期の考え方

  • 症状がある場合は、できるだけ早めにご相談ください
  • 症状がない場合も、心当たりがあれば検査を検討できます
  • 当院では、最終リスクの翌日以降から検査をご案内できます
  • 早期陰性で不安が残る場合は、2週間前後での再検査を検討します
  • パートナーが陽性の場合は、症状がなくても検査や治療を検討します

潜伏期間や検査タイミングを詳しく知りたい方は、クラミジアの潜伏期間と検査タイミングのページもご覧ください。

クラミジア検査はいつから受けられますか?

クラミジアは、感染してすぐの時期では検査で拾いにくいことがあります。

当院では、最終リスクの翌日以降から検査をご案内できますが、日が浅い時期の陰性は完全否定とは言い切れないことがあります。

検査時期の考え方

  • 症状がある場合は、できるだけ早めにご相談ください
  • 症状がない場合も、心当たりがあれば検査を検討できます
  • 当院では、最終リスクの翌日以降から検査をご案内できます
  • 早期陰性で不安が残る場合は、2週間前後での再検査を検討します
  • パートナーが陽性の場合は、症状がなくても検査や治療を検討します

潜伏期間や検査タイミングを詳しく知りたい方は、クラミジアの潜伏期間と検査タイミングのページもご覧ください。

クラミジアの検査方法

クラミジア検査は、目的によって使い分けます。

現在感染しているかを確認する検査と、過去感染や卵管因子リスクを考える検査は別です。

検査 目的 特徴
PCR/NATなどの核酸増幅検査 現在、その部位にクラミジアがいるかを確認します 精度が高く、当院では基本的にPCR検査を推奨しています
即日検査 当日中に結果を知りたい場合に使用します 早く分かりますが、PCR検査に比べると精度はやや劣ります
抗体検査(IgG・IgA) 過去感染や卵管因子リスクを考える参考にします 現在感染や治癒判定には向きません

現在の感染が心配な場合は、尿・膣・のど・肛門など、接触した部位のPCR/NAT検査で確認するのが基本です。

抗体検査について詳しく知りたい方は、クラミジア抗体検査(IgG・IgA)のページをご覧ください。

検査と診断

検査方法

男性の場合は、尿を採取して検査を行います。

女性の場合は、長めの綿棒のような器具を用いて、膣から分泌物を採取して検査を行います。

生理中は正確な検査結果が得られにくいため、月経終了後に検査を受けることが推奨されます。

のどの検査は、生理食塩水でうがいをして検体を採取します。

肛門の場合は、綿棒のような器具を肛門から数センチ挿入して検体を採取します。

検査の種類

クラミジアの検査は、大きく分けて抗原検査と抗体検査の2種類があります。

抗原検査は、現在クラミジアに感染しているかどうかを確認する検査です。

一方、抗体検査は、感染によって体内で産生される抗体を調べるもので、過去に感染し治癒したことを示す場合もあれば、現在も感染が続いている可能性を示す場合もあります。

抗原検査は、さらに細かく分類するとPCR法、SDA法、TMA法などがあり、いずれも精度の高い検査方法です。

PCR法やSDA法は、DNAをターゲットとして増幅し、検出を行う方法です。

一方、TMA法はrRNAをターゲットとして増幅する方法で、同様に高い検出感度を持ちます。

当院では、精度の高いPCR検査を推奨しています

このほか、抗原検査にはイムノクロマトグラフィー法と呼ばれる簡易検査キットもあり、わずか数十分で結果が得られますが、上記の遺伝子検査に比べると精度はやや劣ります

抗体検査は、産婦人科などで子宮頸管以外の腹腔内への感染の有無を調べる目的で用いられることがあります。

感染部位を特定することはできませんが、現在も感染が続いている可能性があるため、妊婦などでは積極的に治療を考慮する場合があります。

一般的には、感染の可能性があった時点から4週間以上経過していれば、抗体が検出されることが多いとされています。

検査部位の選び方

クラミジアは、接触した部位に感染します。

そのため、性器だけでなく、のどや肛門の検査が必要になることがあります。

行為内容 検査を検討する部位
性器同士の接触 尿道・膣・子宮頸管
オーラルセックス のど、性器
アナルセックス 肛門・直腸、性器

性器の検査だけでよいか、のどや肛門も検査したほうがよいかは、行為内容によって変わります。

心当たりのある接触部位を整理してご相談ください。

クラミジア検査の料金

当院では、性器・のど・肛門など、感染が疑われる部位に応じてクラミジア検査を行っています。

検査名 採取部位 料金(税込) 特徴
クラミジア PCR 尿道 5,500円 現在感染を確認する精密検査です
クラミジア 即日 尿道 5,500円 当日中に結果を確認できますが、PCRより精度はやや劣ります
クラミジア PCR 5,500円 現在感染を確認する精密検査です
クラミジア 即日 5,500円 当日中に結果を確認できますが、PCRより精度はやや劣ります
クラミジア PCR のど 5,500円 オーラルセックスがあった場合に検討します
クラミジア PCR 肛門 5,500円 アナルセックスがあった場合に検討します
クラミジア 抗体 血液 5,500円 過去感染や卵管因子リスクの参考にします

即日検査は、PCR検査に比べて精度がやや劣ります

※ クラミジア感染が強く疑われる場合は、検査を行わずに治療を開始することも可能です。

治療

クラミジア感染症の治療は、抗生剤の内服によって行います。

治療期間は、おおむね1週間程度が一般的です。

効果のある抗生剤には、マクロライド系、キノロン系、テトラサイクリン系の薬剤が使用されます。

一方で、ペニシリン系、セフェム系、アミノグリコシド系の抗生剤は効果が乏しいとされています。

項目 料金 用法
クラミジア 9,000円 2回内服

オンライン診療(全国配送可)

送料無料、指定住所へ郵送

治療後の性行為再開と再検査

クラミジア治療後は、再感染を防ぐことが重要です。

ご本人だけ治療しても、パートナーが未治療の場合、再感染を繰り返すことがあります。

項目 考え方 目安
治療中 性行為は控えます 治療完了まで控えるのが安全です
性行為再開 本人とパートナー双方の治療完了後に検討します 再開時期は治療内容や症状により確認します
治癒確認 症状が続く場合、妊娠中、治療不成功が疑われる場合などに検討します 必要に応じて医師がご案内します
再感染チェック 治療後に再び感染していないか確認します 陽性治療後、3か月前後を目安に検討します

治療後に症状が消えても、パートナー対応が不十分だと再感染することがあります。

ご自身だけでなく、パートナーの検査・治療も含めて考えることが大切です。

再検査の考え方(治癒判定と再感染チェック)

クラミジアは治療後に症状が落ち着いても、治ったことの確認や再感染の確認のために再検査が必要になることがあります。

1. 治癒判定(治ったかどうかの確認)

治療後の治癒判定(治癒検査)は、一般的に治療終了後2週間以降を目安に行います。
治療直後は、死菌の影響などで判定が紛らわしくなる場合があるため、当院では時期をあけての検査をご案内しています。

2. 再感染チェック(再び感染していないかの確認)

クラミジアは再感染が珍しくありません。治療後もリスクがある場合(新しいパートナーがいる、パートナーの治療状況が不明、コンドーム使用が安定しない等)は、治療後およそ3か月を目安に再検査をご検討ください。

予防

パートナーがいる場合は、パートナーも検査を受け、陽性であれば治療を行う必要があります

治療をしないままにしておくと、いわゆるピンポン感染と呼ばれる、互いに再感染を繰り返す状態になることがあります。

また、感染を完全に防ぐことはできませんが、コンドームの使用によって感染リスクを低下させることができます。

さらに、感染リスクの高い相手との性行為を避けることも、予防の一助となります。

※ 上記は一般的な目安です。症状、感染部位、治療内容、パートナー状況により最適なタイミングは異なります。ご不安な点がある方は、お気軽にご相談ください。

妊娠中・妊娠希望の方へ

妊娠中にクラミジア感染があると、分娩時に赤ちゃんへ産道感染する可能性があります。

また、妊活中や不妊検査中にクラミジア抗体陽性を指摘されることもあります。

妊娠中・妊娠希望の方の注意点

  • 妊娠中の方は、産婦人科での評価・治療を優先してください
  • 妊娠希望の方で抗体陽性を指摘された場合は、卵管評価を含めて婦人科で相談することがあります
  • 抗体陽性だけで不妊や卵管閉塞が確定するわけではありません

妊娠中・妊活中の方は、自己判断で治療や再検査を行わず、産婦人科での相談も含めて進めるのが安心です。

よくあるご質問

Q. クラミジアとはどのような性感染症ですか?

A. クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌によって起こる性感染症です。性器同士の接触だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスによって、のどや肛門に感染することもあります。症状がないまま感染していることも多いため、心当たりがある場合は検査で確認することが大切です。

Q. クラミジアは症状が出ますか?

A. 症状が出ることもありますが、無症状の方も少なくありません。男性では尿道の違和感、排尿時痛、かゆみ、分泌物など、女性ではおりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交時痛などがみられることがあります。ただし、症状だけで感染の有無を判断することはできません。

Q. 男性のクラミジアではどのような症状が出ますか?

A. 男性では、尿道の違和感、かゆみ、排尿時の痛み、少量の分泌物などが出ることがあります。症状が軽いことも多く、放置すると精巣上体炎につながる場合があります。症状が軽くても、心当たりがある場合は検査をおすすめします。

Q. 女性のクラミジアではどのような症状が出ますか?

A. 女性では、おりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交時痛などがみられることがあります。一方で、無症状のまま感染していることも多いです。放置すると骨盤内炎症性疾患や卵管炎につながり、不妊リスクに関わる場合があります。

Q. のどにもクラミジアは感染しますか?

A. はい。オーラルセックスによって、のどにクラミジアが感染することがあります。のどのクラミジアは無症状のことも多く、軽い違和感や痛みだけで気づきにくい場合があります。オーラルセックスがあった場合は、性器だけでなくのどの検査も検討します。

Q. 肛門や直腸にもクラミジアは感染しますか?

A. はい。アナルセックスがあった場合は、肛門・直腸にクラミジアが感染することがあります。肛門の違和感、かゆみ、分泌物、痛みなどが出ることもありますが、無症状のこともあります。行為内容に応じて、肛門・直腸の検査を検討します。

Q. クラミジアはいつから検査できますか?

A. 当院では、最終リスクの翌日以降から検査をご案内できます。ただし、心当たりから日が浅い時期の陰性は、完全否定とは言い切れないことがあります。不安が残る場合や症状が続く場合は、2週間前後での再検査を検討します。

Q. 症状がなくてもクラミジア検査を受けたほうがよいですか?

A. 心当たりがある場合やパートナーが陽性だった場合は、症状がなくても検査を検討してください。クラミジアは無症状のまま感染していることがあり、知らないうちにパートナーへ感染させてしまう可能性があります。

Q. クラミジア検査はどの部位を調べればよいですか?

A. 性器同士の接触があった場合は尿道・膣・子宮頸管、オーラルセックスがあった場合はのど、アナルセックスがあった場合は肛門・直腸の検査を検討します。クラミジアは接触した部位に感染するため、行為内容に合わせて検査部位を選ぶことが大切です。

Q. 性器の検査が陰性なら、のどや肛門も陰性ですか?

A. いいえ。性器の検査が陰性でも、のどや肛門の感染まで否定できるわけではありません。オーラルセックスがあった場合はのど、アナルセックスがあった場合は肛門・直腸に感染している可能性があります。

Q. クラミジアの検査方法には何がありますか?

A. 現在感染しているかを確認する検査として、PCR/NATなどの核酸増幅検査があります。当院では、基本的に精度の高いPCR検査を推奨しています。早く結果を知りたい方向けに即日検査を行うこともありますが、PCR検査に比べると精度はやや劣ります。

Q. クラミジア抗体検査は現在の感染を調べる検査ですか?

A. いいえ。クラミジア抗体検査は、過去感染や卵管因子リスクを考える参考にする検査です。現在その部位にクラミジアがいるかを確認する検査ではありません。現在感染が心配な場合は、尿・膣・のど・肛門など、接触した部位のPCR/NAT検査を行います。

Q. クラミジア検査の料金はいくらですか?

A. 当院では、クラミジアPCR検査は尿道・膣・のど・肛門いずれも税込5,500円です。クラミジア即日検査は尿道・膣で税込5,500円、クラミジア抗体検査は血液検査で税込5,500円です。検査内容や検査部位は、症状や行為内容に応じてご案内します。

Q. クラミジアが陽性だった場合、治療できますか?

A. はい。クラミジアは抗菌薬で治療します。陽性の場合は、症状の有無にかかわらず、適切な治療を行うことが大切です。自己判断で市販薬や余った抗菌薬を使うことはおすすめできません。

Q. クラミジアは自然に治りますか?

A. 自然に治ったように見えることがあっても、感染が残っている可能性があります。症状が軽くなった、または症状がないからといって治ったとは判断できません。感染が疑われる場合は検査で確認し、陽性の場合は適切な治療を受けましょう。

Q. クラミジア治療中に性行為をしてもよいですか?

A. 治療中は性行為を控えてください。治療中に性行為をすると、パートナーへ感染させたり、再感染したりする可能性があります。性行為の再開時期は、治療内容や症状、パートナーの治療状況を確認して判断します。

Q. パートナーも検査や治療を受けたほうがよいですか?

A. はい。ご本人だけ治療しても、パートナーが感染したままだと再感染を繰り返すことがあります。クラミジアが陽性だった場合は、パートナーも検査・治療を検討することが大切です。

Q. 治療後の治癒確認は必要ですか?

A. 全員に必須ではありませんが、症状が続く場合、妊娠中、治療不成功が疑われる場合などでは治癒確認を検討します。必要に応じて、医師が再検査の時期をご案内します。

Q. 治療後の再感染チェックはいつ頃がよいですか?

A. 陽性治療後は、3か月前後を目安に再感染チェックを検討することがあります。特に、パートナー治療が不十分だった場合や再感染リスクがある場合は重要です。治癒確認と再感染チェックは目的が異なるため、分けて考えると分かりやすいです。

Q. 妊娠中にクラミジアが見つかった場合はどうすればよいですか?

A. 妊娠中の方は、産婦人科での評価・治療を優先してください。妊娠中のクラミジア感染では、分娩時に赤ちゃんへ産道感染する可能性があります。自己判断せず、産婦人科で相談しながら治療を進めることが大切です。

Q. 妊活中にクラミジア抗体が陽性と言われました。不妊ということですか?

A. 抗体陽性だけで不妊や卵管閉塞が確定するわけではありません。クラミジア抗体検査は、過去感染や卵管因子リスクを考える参考です。妊活中・不妊検査中の方は、必要に応じて婦人科で卵管評価を相談することがあります。

Q. クラミジアと淋病を同時に調べたほうがよいですか?

A. はい。クラミジアと淋病は症状や感染経路が似ており、同時に感染していることもあります。尿道の違和感、おりもの、のどの違和感、肛門症状などがある場合は、クラミジアだけでなく淋病など他の性感染症も含めて検査を検討します。

Q. クラミジアはサウナや銭湯でうつりますか?

A. 通常はうつりません。クラミジアは主に性行為による粘膜・体液の直接接触で感染します。サウナ、銭湯、温泉、湯船、風呂イス、タオルなどから感染することは通常心配しすぎなくて大丈夫です。

Q. クラミジアが心配な場合、何を整理して受診すればよいですか?

A. 心当たりのある日付、行為内容、症状の有無、パートナーの検査結果を整理してご相談ください。性器同士の接触、オーラルセックス、アナルセックスの有無によって、必要な検査部位が変わります。

参考文献・出典

本ページでは、国内外の公的情報や診療ガイドラインを参考に、クラミジアの症状、検査、治療、再検査について分かりやすく整理しています。

クラミジアが心配な方へ

クラミジアは、症状がなくても感染していることがあります。

  • 性器同士の接触があった方は、尿道・膣などの検査を検討します
  • オーラルセックスがあった方は、のどの検査も検討します
  • アナルセックスがあった方は、肛門・直腸の検査も検討します
  • パートナーが陽性の場合は、症状がなくてもご相談ください
  • 検査時期や検査部位で迷う場合もご相談いただけます

心当たりのある日付、行為内容、症状の有無を整理していただくと、必要な検査をご案内しやすくなります。

(最新の知見に基づく最終更新日:2026年5月6日)

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