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シアリス

著者:院長 福地裕三(日本泌尿器科症学会ガイドライン準拠)

シアリスについて

シアリスは、バイアグラやレビトラと比べて作用時間が長いことが特徴です。

また、体内に吸収されてしまえば食事の影響を受けにくい点も特徴のひとつです。

効果は自然でマイルドな印象があり、長時間にわたり持続します。

日本では2007年に承認や販売が開始され、2020年に特許期間の満了に伴い、後発品(ジェネリック医薬品)である「タダラフィル」が販売されました。

服用について

シアリスは、性行為の約2〜3時間前に服用します。

効果が現れるまでの時間には個人差がありますが、服用後およそ1〜4時間程度で効果があらわれます。

食事の影響はほとんど受けませんが、空腹時の方が体内への吸収が早く、効果のあらわれるまでの時間が短くなる傾向があります。

効果の持続時間は、10mg錠で約24時間程度、20mg錠で約36時間程度とされています。

シアリスの正しい飲み方(失敗しないコツ)

シアリス(有効成分:タダラフィル)は、服用後すぐに効く薬ではありません。
飲むタイミング、刺激の有無、体調、飲酒、緊張などで効き方が変わるため、下記を押さえると失敗が減ります。

  • 服用タイミング:目安は性行為の約1時間前。初回は余裕を持って1〜3時間前など、予定に合わせて調整すると安心です。
  • 1日1回まで:追加で飲み足したりせず、服用間隔は24時間以上あけてください。
  • 性的刺激が必要:シアリスは精力剤ではなく、性的刺激があって初めて勃起を補助します。
  • 食事:比較的食事の影響を受けにくい薬ですが、空腹時のほうが吸収が早く効き始めが早い傾向があります。
  • 飲酒:少量の飲酒で大きく問題になることは多くありませんが、飲み過ぎると立ちくらみや集中力低下などでうまくいかない原因になります。

10mgと20mgの選び方(どちらが合う?)

シアリスは、まずは10mgから開始し、効果が十分でない場合に20mgを検討するのが一般的です。
自己判断で増量せず、効き方や副作用の出方を踏まえて医師と相談しながら調整しましょう。

  • 10mgが向いている方:初めてED薬を試す、副作用が心配、まずはマイルドに試したい
  • 20mgを検討するケース:10mgで十分な効果が得られないが、副作用が問題ない(忍容性が良好)
  • 用量調整が必要な可能性:腎機能や肝機能に不安がある方、併用薬が多い方は、用量や間隔の調整が必要な場合があります
項目 用量 料金
シアリス 10mg・20mg 1,700円・1,800円
シアリス ジェネリック 10mg・20mg 1,500円・1,600円

オンライン診療(全国配送可)

※ 合計1万円以上で送料無料、指定住所へ郵送

シアリスが効かないと感じたときのチェックポイント

ED治療薬を飲んだのに思ったより効かなかったと感じる場合、薬そのものよりも、 飲み方や環境が影響していることも少なくありません。

  • タイミング:初回は早めに(1〜3時間前)試せているか
  • 刺激:性的刺激が十分にある状況か(緊張や焦りで反応しづらいこともあります)
  • 飲酒:飲み過ぎていないか(立ちくらみ・集中力低下でうまくいかない原因に)
  • 疲労、睡眠不足、ストレス:体調要因で反応が落ちることがあります
  • EDの原因:血管、ホルモン、生活習慣病などが背景にあると、用量調整や他剤への変更が必要な場合があります

効かないからと自己判断で増量や併用するのは危険です。服用状況を伺ったうえで、用量や薬の種類を一緒に調整します。

副作用(よくある症状)と受診が必要な症状

シアリスは比較的副作用が少ない傾向がありますが、体質によって症状が出ることがあります。

よくある副作用(多くは時間とともに軽快)

  • 顔のほてり、目の充血
  • 頭痛
  • 鼻づまり
  • 消化不良(胃もたれ)
  • 背部痛、筋肉痛

次の症状がある場合は早めに医療機関へ

  • 4時間以上続く勃起(痛みを伴う場合も含む)
  • 急な視力低下、見え方の異常
  • 急な聴力低下、耳鳴り
  • 胸痛、強い息苦しさ、失神しそうな症状

併用できない薬・注意が必要な薬

シアリスは、併用すると危険な薬があります。診察時は、服用中のお薬(サプリ含む)を必ずお知らせください。

併用禁忌(絶対に一緒に飲まない)

  • 硝酸薬(ニトログリセリン等:狭心症や心疾患の薬)
  • アデムパス(リオシグアト:血栓塞栓性肺高血圧症など)

併用注意(服用中なら必ず相談)

  • α遮断薬(前立腺肥大症や高血圧の一部の薬)
  • CYP3A4阻害薬(一部の抗真菌薬や抗ウイルス薬など)
  • その他、持病や内服薬により用量調整が必要な場合があります

インターネット購入・個人輸入のED薬にご注意ください

インターネット経由で入手したED治療薬の中には、成分や含有量が不明なもの、偽造品が混在していることがあり、 健康被害につながる可能性があります。
安全のため、ED治療薬は医師の診察のもとで適正に処方を受けることをおすすめします。

シアリス・バイアグラ・レビトラ(バルデナフィル)比較表

ED治療薬は効き始めまでの早さ、持続時間、食事の影響に違いがあります。 ライフスタイルに合わせて選ぶと満足度が上がります。

ED治療薬(PDE5阻害薬)の違い:シアリス/バイアグラ/レビトラ(バルデナフィル)
薬剤 効き始め(目安) 持続時間(目安) 食事の影響 服用タイミングの目安 特徴(向いている方)
シアリス
(タダラフィル)
比較的ゆっくり
(1時間〜数時間で体感する方も)
最大36時間が目安 食事の有無にかかわらず服用可 性行為の約1時間前が目安
(1日1回まで、24時間以上あける)
・長時間作用で予定に追われにくい
・週末にまとめて使いたい方、タイミングを柔軟にしたい方に
バイアグラ
(シルデナフィル)
比較的早い
(60分が目安)
〜3時間が目安 高脂肪食だと吸収が遅れ、効き始めが遅くなることがあります 性行為の約60分前が目安
(1〜3時間前でも可、1日1回まで)
・短時間集中型でここぞのタイミングを狙いやすい
・まずは定番から試したい方に
レビトラ同成分
(バルデナフィル)
早い
(30〜60分が目安)
〜4〜5時間が目安 ふつうの食事の影響は小さめですが、高脂肪食だと効き始めが遅れることがあります 性行為の約30〜60分前が目安
(最短30分で開始できる場合も、1日1回まで)
・効き始めの早さとほどよい持続のバランス重視の方に
・食事の工夫がしづらいシーンでも調整しやすい
注意(必ずお読みください)
  • 効果には個人差があります。いずれも性的刺激があってはじめて勃起を補助します(性欲を増やす薬ではありません)。
  • 硝酸薬(ニトログリセリン等)など、併用できない薬があります。服用中のお薬がある方は必ず医師へご申告ください。
  • 自己判断での増量・併用は危険です。効き方が不十分な場合は用量調整や薬の変更をご相談ください。

シアリス・タダラフィルに関するよくある質問(FAQ)

Q1. いつ飲むのがベストですか?

A. 目安は性行為の約1時間前です。初めての方は余裕を持って1〜3時間前など、予定に合わせて調整すると安心です。服用は1日1回までで、服用間隔は24時間以上あけてください。

Q2. 効果はどのくらい続きますか?

A. 個人差はありますが、10mgで約24時間、20mgで約36時間程度の持続が目安です。長時間作用するため、タイミングに追われにくい点が特徴です。

Q3. 食事の影響はありますか?

A. シアリスは比較的食事の影響を受けにくい薬です。ただし空腹時のほうが吸収が早く、効き始めまでの時間が短くなる傾向があります。

Q4. お酒は飲んでも大丈夫ですか?

A. 少量の飲酒で大きく問題になることは多くありませんが、飲み過ぎると立ちくらみや集中力低下などでうまくいかない原因になります。控えめをおすすめします。

Q5. 毎日飲んでも良いですか?

A. 毎日内服する方法(低用量での連日投与)が適している場合もあります。目的や体質、併用薬によって最適な用量や方法が変わるため、医師と相談して決めましょう。

Q6. 錠剤は割って飲めますか?

A. 基本は割らずに服用してください。ただし割線がある場合は割ることができます。用量調整をご希望の場合は、自己判断で分割せずに診察時にご相談ください。

Q7. シアリスが効かないときはどうすれば良いですか?

A. タイミング、性的刺激、飲酒、疲労や緊張などで効き方が変わります。服用状況を確認したうえで、用量の調整や他剤への変更などを検討しますのでご相談ください。

Q8. 高血圧の薬と一緒に飲めますか?

A. 併用できる薬も多い一方で、硝酸薬は併用禁忌です。また一部のお薬は併用注意となるため、お薬手帳や服用中のお薬情報を必ずお持ちください。

Q9. 副作用が不安です。どのくらい続きますか?

A. ほてりや頭痛などは時間の経過とともに軽快することが多いです。強い胸痛、4時間以上続く勃起、急な視力や聴力の異常などがある場合は早めに医療機関へご相談ください。

他のED治療薬も比較したい方は、 バイアグラレビトラ(バルデナフィル) のページもあわせてご覧ください。

注意事項

未承認医薬品等:本診療科目に用いる一部の薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路等:当クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品やワクチン等は厚生局の正式なプロセスを経て、クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
国内の承認医薬品等の有無:国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。
諸外国における安全性等に係る情報:諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

(更新日:2025年11月26日)

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