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一般細菌

著者:院長 福地裕三

一般細菌とは

尿道や膣に感染する性感染症はクラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナスなどあります。

それ以外の細菌を総称して一般細菌と言います。

ありふれた菌もあれば保菌していることがリスクになる菌もあります。

リスクのある細菌の場合は積極的に治療の必要性があります

またリスクの低い菌でも症状がある場合は治療した方が良いこともあります。

そのため一般細菌の検査では細菌の種類まで調べます。

その結果に応じて必要に応じて治療していきます。

細菌の混合感染の顕微鏡写真
情報元:CDC

症状について

男性の場合は尿道に違和感を感じたり排尿時に痛みを感じます。

症状の程度によっては分泌液も出ることがあります。

女性の場合は膣が痒いなどの症状やおりものが増えたり変化します。

また男女ともに症状が乏しいこともあります

検査について

男性は尿を採取して検査を行います。

女性は膣内を綿棒で拭って検査を行います。

治療について

男性の場合は尿に細菌があった場合は必要に応じて抗生剤を内服します。

検査結果では抗生剤の感受性も調べるので効果的に抗生剤を提案できます

女性の場合は細菌性膣炎の原因になりそうな菌がいた場合は治療が必要です。

ただ膣の常在菌の場合は治療は不要です。

治癒検査について

治療する場合は細菌に対して感受性がある抗生剤を使います。

そのため治癒検査は不要です。

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