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HIV(エイズ)予防のデイリーPrEP

著者:院長 福地裕三

Daily PrEPとは?

PrEP(Pre-Exposure Prophylaxis) は、日本語で「暴露前予防」を意味します。

HIV感染のリスクが高い方が、事前に抗HIV薬を服用することで、感染リスクを大幅に低減できる予防法です。

特に、HIV陽性者との性的接触などのリスクがある方にとって、効果的な予防手段です。

Daily PrEPの効果

Daily PrEPは、HIVに感染する前に毎日薬を服用することで、HIVの感染リスクを予防できることが臨床試験で確認されています。

正しい方法で服用し続けることで、HIVの予防に非常に高い効果が期待できます。

誰がPrEPを受けるべきですか?

以下のような方に、PrEPは推奨されています:

  • HIV陽性のパートナーがいる方
  • コンドームの使用が難しい方
  • 性的に活発で、複数のパートナーがいる方
  • 最近HIV検査で陰性だが、リスクのある状況にある方

Daily PrEPの使用方法

PrEPの効果を最大限に引き出すためには、毎日決まった時間に薬を服用することが重要です。

服用を忘れると効果が低下するため、忘れないための工夫やサポートも活用しましょう。

副作用について

Daily PrEPは一般的に安全な薬ですが、服用初期には軽い副作用(頭痛、胃の不調など)が現れることがあります。

多くの場合、これらの症状は時間とともに消えていきます。

何か心配な症状が出た場合は、すぐに医師に相談してください。

定期的な検査とフォローアップ

PrEPを安全に続けるためには、定期的なHIV検査や腎機能検査が必要です。

定期的に検査を受け、身体の状態を確認しながら安全にPrEPを利用していきます。

必要に応じて、医師よりHIVやB型肝炎の検査をお願いする場合がございます。

またその他の梅毒やクラミジア、淋菌の検査をお願いする場合がございます。

PrEPの費用

現在、日本国内ではPrEPの保険適用はされておらず、費用は自己負担となります。

お薬は、デシコビのジェネリックを処方しております。

項目 料金
30日分 7,000円(税込)

※ 30日分以上をまとめて処方することも可能です。

※ 上記の料金以外に諸費用はかかりません。

オンライン診療(全国配送可)

※ 指定住所へ郵送、営業所止め可、薬局受取不可

当院でのPrEP相談

当院では、HIV予防に関する相談を受け付けております。

PrEPを検討している方、服用方法に不安がある方など、どなたでもお気軽にご相談ください。

未承認医薬品等に関する注意事項

当院で処方する治療薬やワクチンの一部は、日本国内では未承認の医薬品です。

未承認医薬品であることの明示


当院では、厚生労働省において医薬品として承認を受けていない海外製の治療薬やワクチンを処方する場合があります。その場合は事前に説明いたします。

入手経路等の明示


これらの医薬品は、医師の判断により、海外の医薬品製造業者から正規の医薬品卸業者を通じて輸入したものです。

国内の承認医薬品等の有無の明示


国内でも同一の成分を含む医薬品は厚生労働省により承認されていますが、当院では主に価格や入手の安定性を考慮して、患者様にご説明の上で海外製品を処方する場合がございます。

諸外国における安全性等に係る情報の明示


処方する医薬品は、米国FDAやEU諸国などで広く使用されており、一定の安全性が確認されていますが、日本国内における承認を受けていないため、日本の基準での評価はされておりません。

医薬品副作用被害救済制度等の救済対象外であることの明示


これらの医薬品は日本国内未承認のため、万が一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることをご理解ください。

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