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ドキシペップ Doxy PEP

著者:院長 福地裕三

Doxy PEP(ドキシペップ)とは、リスク行為後にドキシサイクリン(ビブラマイシン)を内服することで、梅毒やクラミジア、淋病を一定の効果で予防する性病の予防法です。日本ではまだあまり馴染みのない予防法ですが、徐々に知名度が上がってきており、その有効性を実感している人も増えています。患者様より、最近性病にかからなくなったなど効果を体感している声も聞かれます。また、米国などではその有用性を訴える記事や論文が複数見受けられます。

最新情報

2024年6月にアメリカの疾病予防センターのCDCより、Doxy PEPに関する正式なガイドラインが発表されました。当院もそれに準じた処方といたします。(2024/6/6更新)

2024年3月に米国コロラド州で開催されたCROI 2024において、Doxy PEPの有効性を示す研究データがいくつか発表され改めてその有効性が示されました。またシス女性への有効性を示唆する内容もありました。(2024/3/5更新)

予防効果

予防効果としては、梅毒やクラミジアは約90%近いの確率で予防が可能と言われています。梅毒やクラミジアに比べると淋病の予防効果はやや低いですが、それでも約60%程度の予防効果があります。もし梅毒に感染してしまうと、治療に1ヶ月近くかかるため、リスク行為後にDoxy PEPを使用する有用性は高いとされています。まだ日本人を含めアジア人のデータはありませんが、同程度の効果があると推測されております。

投与方法

リスク行為から72時間以内に服用することで、一定の予防効果が得られると言われています。菌量が増える前の24時間以内に内服できると、より理想的と言われております。ドキシサイクリンを1回服用することで予防投与は終了します。72時間を超えてしまった場合は、医師と相談して決めてください。

費用

当院では、医薬品の最大手であるファイザー製のドキシサイクリン(ビブラマイシン)を取り扱っています。

項目 料金  
Doxy PEP 2,000円 1回分

※ 複数回分をまとめて処方することも可能です。

※ 上記の料金以外に諸費用はかかりません。

オンライン診療(全国配送可)

※ 指定住所へ郵送、営業所止め可、薬局受取不可

※ 16時までの診療で即日発送可(16時以降翌日発送)

検査の目安

特にガイドラインなどで明記された基準はございませんが、当院ではドキシサイクリンを内服すると2〜3日は成分が体内に残り続けるため、通常より1週間以上経過してからの検査を推奨しています。そのため、クラミジアや淋病は内服後1週間以上経過してからPCR法による検査を推奨しています。また、梅毒は通常4週間の経過を必要とするため、5週間以上経過してからの即日精密検査を推奨しています。

副作用

ドキシサイクリンは、お腹が張ったり緩くなることがたまにあります。吐き気を催すことは稀で、過度な心配は不要です。副作用があっても数日で治まります。ご心配な方には整腸剤をお渡しすることが可能です。

注意事項

Doxy PEPは単発での投与のため、耐性菌の発生リスクは低いと言われています。一方で、抗生剤を連日長期間投与すると耐性菌のリスクが高まります。そのため、Doxy PEPも何日も連続して使用することは避けた方が良いです。

それでも一般論として、抗生剤の予防投与は推奨されていません。不要な抗生剤の使用は耐性菌を増やしてしまうリスクがあるからです。そのため、漫然と内服し続けることはおすすめできません。また、稀にアジスロマイシン(ジスロマック)を予防的に内服している方がいますが、これは医学的に推奨される抗生剤の使い方ではありません。そのため、Doxy PEPも医師の指導のもとで適切に使用する必要があります。

従来はMSM(男性と性的関係を持つ男性)やトランス女性に有効とされる研究データのみがありましたが、最近ではシス女性など多くの方々にも有効性が示唆されています。

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