バイアグラの副作用|安全に使うための注意点と対処法
著者:院長 福地裕三(日本泌尿器科学会ガイドライン準拠)
バイアグラ(シルデナフィル)は、ED(勃起不全)の治療薬として世界的に広く使われているお薬です。
一方で、副作用が怖い、心臓への負担は大丈夫?頭痛が出たらどうしたらいい?といったご相談も少なくありません。
このページでは、東京都新橋の性病・ED専門クリニックであるふくちクリニック新橋が、
バイアグラの副作用に絞って、できるだけ分かりやすく解説します。
- バイアグラをこれから試してみたい方
- すでに飲んでいてほてり、頭痛などが気になっている方
- 持病があって、副作用や心臓への影響が心配な方
こうした不安が少しでも軽くなり、リスクを理解したうえで、安全に使うための参考になれば幸いです。
※ 最終的な判断は、必ず診察で医師とご相談ください。
最初に押さえておきたいポイント
- バイアグラのよくある副作用は、頭痛、顔のほてり、消化不良、鼻づまり、めまいなどで、多くは軽く一過性です。
- ごくまれに、胸の痛み、長時間続く勃起、急な視力、聴力の低下など重い副作用が報告されており、この場合は緊急受診が必要です。
- 硝酸薬(ニトログリセリンなど)や狭心症の薬との併用は厳禁で、重い低血圧や心血管イベントのリスクがあります。
- 高血圧、糖尿病、心臓病などの持病がある方は、服用前に必ず医師のチェックを受けることが大切です。
- 副作用が強いやつらい場合は、自己判断で増量、減量、継続、中止せず、必ず医師に相談してください。
※バイアグラそのものの効果や飲み方や料金は、バイアグラ総合ページで解説しています。
- ▶ バイアグラの副作用の全体像
- ▶ よくある軽い副作用(頭痛、ほてり、鼻づまりなど)
- ▶ まれだが注意が必要な重い副作用
- ▶ 副作用が出やすい人や注意が必要な持病
- ▶ 一緒に飲んではいけない薬やお酒との関係
- ▶ 副作用が出たときの対処法
- ▶ バイアグラが合わないと感じたときの選択肢
- ▶ ふくちクリニック新橋での安全な処方体制
- ▶ よくある質問(バイアグラの副作用Q&A)
バイアグラの副作用の全体像
バイアグラは、世界中で多くの方が使用しているED治療薬で、適切に使えば安全性は比較的高いお薬と考えられています。
とはいえ、血管を拡げて血流を良くする薬なので、 頭痛、ほてり、鼻づまり、血圧の変化などの副作用が出ることがあります。
大まかには、次の2つに分けて考えるとイメージしやすいです。
- ① よくある軽い副作用:頭痛、顔のほてり、消化不良、鼻づまり、めまい など
- ② まれだが重い副作用:胸痛や意識が遠のく感じ、4時間以上続く勃起、急な視力や聴力の低下 など
ほとんどの方は①の軽い副作用のみ、もしくは副作用なしで服用できていますが、
②の症状が出た場合は一刻を争うことがあるため、すぐに服用を中止し、医療機関を受診する必要があります。
よくある軽い副作用(頭痛、ほてり、鼻づまりなど)
バイアグラのよくある副作用は、主に血管がひらくことに伴う症状です。
- 頭痛
最もよく見られる副作用のひとつです。こめかみがズキズキするような痛みを訴える方もいます。 - 顔のほてりや赤み
頬や顔全体が熱くなり、鏡を見ると赤くなっていることがあります。いわゆるのぼせのような感覚です。 - 鼻づまりや鼻水
鼻づまりや、少し息苦しい感じが出ることがあります。血管が広がり粘膜がむくむためと考えられています。 - 消化不良や胃のムカつき
胃もたれ、胸やけ、ムカムカ感など。特に食後すぐの服用や、もともと胃が弱い方で感じやすい印象です。 - めまいやふらつき
立ち上がったときにクラっとする、少しボーッとする、といった訴えもあります。血圧が一時的に下がるためと考えられています。 - 視覚の変化(まぶしい、かすむ、青っぽく見えるなど)
一部の方で、一時的に色の見え方が変わる、光がまぶしく感じる、少しかすむといった症状が報告されています。
これらの多くは、服用後数時間〜半日以内に自然とおさまる一過性のものです。
ただし、毎回つらい、日常生活に支障がある場合は、用量の調整や他の薬への変更を検討します。
まれだが注意が必要な重い副作用
頻度としては非常にまれですが、バイアグラを含むED治療薬では、次のような重い副作用も報告されています。
- 胸の痛み・締めつけ感、息苦しさ
もともと心臓病がある方や、運動時の胸痛がある方は特に注意が必要です。 - 4時間以上続く勃起(持続勃起症、プリアピズム)
放置すると陰茎の組織がダメージを受ける危険があり、救急対応が必要な状態です。 - 突然の視力低下や片目が見えにくいなど
NAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)と呼ばれる病態の報告があり、ごくまれに失明につながる可能性が指摘されています。 - 突然の耳鳴り、聞こえにくさ、耳が詰まった感じ
急性の聴力低下が報告されており、耳鼻科的な緊急対応が必要な場合があります。 - 急激な血圧低下や意識が遠のく感じ
特に硝酸薬や一部の血圧の薬と併用すると、危険なレベルまで血圧が下がることがあります。
上記のような症状が出た場合は、迷わず服用を中止し、救急外来も含めて早めの受診が必要です。
様子を見ればそのうち治るだろうと放置するのは危険です。
副作用が出やすい人や注意が必要な持病
次のような持病や状況がある方は、バイアグラの副作用に注意が必要です。
- 重い心臓病(狭心症、心筋梗塞後、重い不整脈など)
- 低血圧、またはコントロール不良の高血圧
- 脳卒中や心筋梗塞の既往がある方
- 重い肝機能障害や腎機能障害
- 網膜色素変性症など、特定の目の病気
- 多剤併用中で、相互作用が懸念される方
これらに該当する方は、必ず診察時に詳しく申告してください。
バイアグラ以外のED治療薬でも同様の注意が必要なことが多く、薬以外のアプローチも含めて一緒に検討します。
一緒に飲んではいけない薬やお酒との関係
絶対に併用してはいけない薬(併用禁忌)
バイアグラと一緒に飲んではいけない薬として、特に重要なのが硝酸薬(ニトログリセリンなど)です。
- 狭心症や心筋梗塞などの治療に使われる薬(ニトロペン、ニトロダーム、フランドル など)
- 一酸化窒素(NO)供与薬、いわゆるニトロの仲間
これらとバイアグラを併用すると、危険なレベルまで血圧が下がるおそれがあります。
硝酸薬を使っているまたは使ったことがある方は、必ず事前に申告してください。
注意が必要な薬
絶対にダメではないものの、血圧を下げる薬(α遮断薬など)と併用すると、立ちくらみやふらつきが出やすくなることがあります。
飲み合わせによっては、服用タイミングをずらしたり少量から開始するといった工夫を行います。
お酒との関係
適量の飲酒であれば大きな問題にならないケースが多いとされていますが、以下の点に注意が必要です。
- アルコール自体にも血管を拡げる作用があり、飲みすぎると血圧低下やめまいが出やすくなります。
- 酔いすぎると、バイアグラを飲んでいても勃起しづらくなり、本末転倒になることもあります。
軽く飲む程度にとどめ、泥酔状態での服用は避けるようにしましょう。
副作用が出たときの対処法
様子を見てもよい軽い症状
次のような軽い症状であれば、まずは安静にして様子を見ることが多いです。
- 軽い頭痛や顔のほてり
- 軽い胃のムカつきや胸やけ
- 軽い鼻づまりやほのかなめまい
水分をとって安静にし、それでもつらい場合は、
バイアグラと飲み合わせに問題のない市販の鎮痛薬などを医師と相談のうえ併用することもあります。
すぐに受診すべき症状
次のような症状が出た場合は、救急外来も含めて早めの受診が必要です。
- 胸の痛み、胸の圧迫感、息苦しさ
- 4時間以上続く強い勃起(持続勃起症)
- 突然の視力低下、片目が見えにくい、視界がかすむ
- 突然の耳鳴り、耳が詰まった感じ、聴こえにくさ
- 立っていられないほどのめまい、意識が遠のく感じ
救急車を呼ぶか迷うくらいの症状は、原則としてすぐに医療機関へ。
バイアグラを飲んでいることは、診察時に必ず医師へ伝えてください。
バイアグラが合わないと感じたときの選択肢
毎回頭痛がつらい、顔のほてりが我慢できないといった場合でも、
自己判断で増量、減量、他の薬への変更を行うのは危険です。
当院では、次のような選択肢を一緒に検討します。
- 服用タイミング、食事、飲酒量などの見直し
- 用量の調整(医師が安全を確認したうえで行います)
- 他のED治療薬(レビトラやシアリス等)への変更
- 生活習慣の改善や心理的サポートなど、薬以外のアプローチ
ED治療薬は複数あり、それぞれ効き方、持続時間、副作用の出方が少しずつ違います。
無理に我慢して飲み続けるよりも、一度ご相談いただいた方が安全です。
ふくちクリニック新橋での安全な処方体制
ふくちクリニック新橋では、バイアグラをできるだけ安全にお使いいただくための工夫を行っています。
- 医師による問診
持病、内服中のお薬、過去の心臓病歴などを確認し、バイアグラが適切かどうか判断します。 - 併用薬のチェック
硝酸薬をはじめ、血圧の薬や糖尿病薬などとの飲み合わせを確認します。 - 副作用の説明と、対処法のご案内
どの程度までなら様子を見てよいか、どんな症状が出たら受診すべきかを事前にお伝えします。 - オンライン診療(全国配送)にも対応
遠方の方や忙しい方でも相談しやすいよう、オンラインでもED相談や処方を行っています。
バイアグラの詳しい作用や飲み方、料金については、バイアグラ総合ページもあわせてご覧ください。
よくある質問(バイアグラの副作用Q&A)
Q1. 副作用が怖いのですが、最初から半錠にして飲んでもいいですか?
A. 体格や持病、他のお薬との兼ね合いによって適切な用量は変わります。
ご自身の判断で量を変えるのではなく、診察時に副作用が心配なので少量から試したいとお伝えください。
医師が安全性を確認したうえで、適切な用量や飲み方をご提案します。
Q2. 毎回頭痛が出ます。バイアグラは自分には合わないのでしょうか?
A. バイアグラによる頭痛はよく見られる副作用のひとつですが、毎回つらい場合は用量調整や他のED薬への変更で軽減できることがあります。
市販の鎮痛薬を併用できるケースもありますが、飲み合わせの確認が必要ですので、自己判断ではなく医師にご相談ください。
Q3. 以前、心臓が悪いと言われました。バイアグラは絶対に飲めませんか?
A. 心臓の状態や現在の治療内容によって判断が変わります。
特に硝酸薬を使っている方や、重い狭心症や心不全などがある方では、バイアグラを含むED薬が使えないことがあります。
心臓の主治医がいらっしゃる場合は、その先生の意見も踏まえながら慎重に判断します。
Q4. 4時間以上続く勃起が危険と言われますが、どれくらいで受診すべきですか?
A. 一般には4時間以上続く強い勃起(持続勃起症)は緊急対応が必要とされています。
その前でも、明らかに長く続いている、痛みが強くなってきたといった場合は、早めに救急外来などにご相談ください。
Q5. ネット通販や個人輸入のバイアグラでも、副作用は同じと考えてよいですか?
A. インターネット上で販売されているED薬の中には、成分量が不明や偽造薬といった問題が報告されています。
成分や品質が保証されていないお薬は、副作用リスクも不明で、思わぬ健康被害につながるおそれがあります。
当院では、正規の流通ルートで管理されたお薬のみを扱っており、副作用のご相談も含めてトータルでサポートしています。
バイアグラを試してみたいが、副作用が不安、今飲んでいて気になる症状があるという方は、
どうぞ一人で悩まず、ふくちクリニック新橋へご相談ください。
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(最新の知見に基づく最終更新日:2025年12月15日)

