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心当たりがないのにクラミジアに感染する可能性は?

著者:院長 福地裕三

クラミジアは基本的に性的接触(性行為やオーラル、キスなど)によって感染する性病です。ただお相手の過去の性的接触の詳細や経路が分からないことも多く、過去をたどってい行っても感染経路が分からないこともよくあります。パートナーがブライダルチェックで初めて感染を知ることも良くあります。長年交際していてもお互いが気づかずに検査もしなければ、感染を知ることができないためです。ご心配な場合は過去の性的接触を精算する意味でもブラダイルチェックなどは有効です。

ブライダルチェック

クラミジアは無症状のことも多い

クラミジアは性病の中でも頻度が多く性的接触が活発ではない人でも感染していることがございます。そもそもクラミジアは症状が出ないことも多く、検査をしない限り感染していることに気づかない人も多くいます。そのためクラミジアに感染していることを知らずに、他の人に悪気なく感染させてしまっていることもあるのです。

クラミジアの顕微鏡写真
情報元:CDC

クラミジアは保菌の状態で長期感染します

クラミジアは基本的に治療しない限り長期間にわたり感染し続けてしまいます。良くあるのが奥さんが妊娠して妊婦検診で初めてクラミジアの感染が発覚することがあります。結婚してから何年間も夫婦ともに感染に気付いていなかったことになります。どちらかが独身時代に感染して気づかずに結婚して妊娠まで至っていたということになります。

クラミジアの予防(Doxy PEP)

クラミジアの検査で培養法は精度が落ちます

クラミジアの検査はPCR法が主流にはなってますが、たまに培養法で検査されていることがあります。培養法の場合は感染しているのに陰性となってします偽陰性の結果となってしまうことがあります。これでは検査をしてもクラミジアの感染が見逃されてしまい、結果として正しい診断の結果が得られないことになります。クラミジアの検査はPCR法で行うことを推奨します。当院はPCR法です。

 

クラミジアは温泉やサウナではまず感染しない

クラミジアの感染は基本的に性的接触であり、粘膜の直接の接触で感染します。温泉の椅子やサウナのマットから感染する可能性は限りなくゼロに近いと考えて問題ありません。心配な場合はシャワーやお湯を椅子やマットにサッとかけるだけで十分な対処となります。家族間でのタオルの共用などももちろん心配はありません。

クラミジアについて

まとめ

心当たりがなくても新しいパートナーやリスクある接触があった場合はPCR法にて検査を行い、性器とのどの両方にクラミジアが感染していないことを確認することが大切です。クラミジアは持っている人からもらったりする、あげたりもらったりする感染症です。

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